小倉智昭が振り返る楽しい思い出
文化放送の人気番組『くにまる食堂』に、8月28日(水)にフリーアナウンサーの小倉智昭が登場しました。この特別な放送は、1週間にわたって行われている「残暑お見舞い申し上げます文化放送スペシャルウィーク」の一環で、彼は4時間にわたる生放送に挑みました。
競馬中継の思い出
小倉智昭は、自身の過去の失敗談を楽しげに語り始めました。「もう時効だから」と前置きし、思い出深いエピソードを披露しました。それは、彼が29歳の時に体験した出来事です。 "競馬中継に出演していた際、お昼12時からの放送の前日、人生初の焼肉を奢ってもらったんだ。おいしくてお酒も進んでしまって、気づけば朝の4時になっていて…。ふっと目が覚めたら、11時前!" と、当時の緊張感に包まれた様子を語り、そこから全力で競馬場への道のりを駆け抜けることになった経緯を説明しました。
彼は、「間に合ってスタジオに入ったけど、絶対に酒臭くなっていたと思う。隣にいる巨泉さんが喋っている最中に、私は寝ちゃったんだ。でも、『小倉はどう思う?』と振られると、寝ながら反応していたんだよね」と笑いながら述懐しました。放送が終わってからの無事を祈る気持ちもあったようで、「巨泉さんは『次からは電話でもしろよな』と優しく声をかけてくれたから、なんとか乗り切れた」とのエピソードで観客を引き込みました。
ポール・マッカートニー取材の思い出
次に、小倉智昭は2013年にポール・マッカートニーへの単独取材の際の貴重なエピソードを披露しました。この取材は彼にとっても特別な出来事であり、「ポールは本当に優しかった。こちらが直球の質問をしても、丁寧に応じてくれた」と振り返りました。その中でも特に印象に残ったのは、ポールが楽譜を読めないという問いについての返答でした。"私が一番聞きたかった『ポールが楽譜を読めないって本当ですか?』という質問に、『本当だ』と答えてくれたんだ。どうやって譜面にするのかと尋ねると、『プロがいるから、自分が歌ったフレーズを譜面化してもらうんだ』と教えてくれた"と、取材の様子を詳しく語りました。
番組でのトピック
さらに番組では、今後の「パリオリンピック・パラリンピック」や「自民党総裁選」についても触れ、多彩な話題でリスナーを楽しませました。
番組情報
『くにまる食堂』は毎週月曜から木曜までの午前9時から午後1時まで放送されており、パーソナリティはフリーアナウンサーの野村邦丸。放送日はいつでも聞けるので、ぜひチェックしてみてください。放送後、7日間は再視聴も可能です。
放送は以下のリンクから視聴できます。
このエピソードを通じて、小倉智昭のユニークな思い出や時に愛らしい失敗談を聞くことができ、とても心温まる時間が提供されました。