横須賀市が田浦月見台住宅を新たな活用へ
神奈川県横須賀市の市営田浦月見台住宅は、これまで住居専用として利用されてきましたが、2025年7月から新たなプロジェクトが始まることになりました。この取り組みは、地域再生とコミュニティ活性化を目的としており、行政と民間企業の連携によって進められています。
田浦月見台住宅活用事業の背景
田浦月見台住宅は、令和2年度にすべての入居者が退去したのち、ただ廃止されるだけではなく、その活用方法が検討されました。市はまず、不動産事業者を対象にサウンディングを行い、様々な意見を収集。結果、民間での活用の可能性が示唆され、株式会社エンジョイワークスがパートナーとして選ばれました。
このプロジェクトに向けて、令和6年2月5日には基本協定が、同年12月13日には実施協定が締結され、いよいよ具体的な工事が始まります。
田浦月見台の新しい姿
新たな活用計画では、住宅部分をそのまま再生するのではなく、職住一体型の店舗兼用住宅へと改修されます。現代のライフスタイルに対応し、地域住民の利便性を高めるための工夫が施される予定です。
具体的には、一部を地域住民が集える集会所や広場などの共用スペースとして設け、残りは居住空間と商業空間が融合した新たな住居へと生まれ変わります。これにより、地域全体の活性化が期待されています。
スケジュールと進捗
田浦月見台住宅のリノベーション工事は令和6年12月に着工され、令和7年7月には新たな形での活用が開始される見込みです。このスケジュールに沿って、市とエンジョイワークスは密に連携を取りながら進行中です。
お問い合わせ先
このプロジェクトに関する問い合わせは、以下の連絡先で受け付けています。
電話: 0467-53-8583
担当: 事業企画部 永礼欣也・髙才ゆき
メール:
[email protected]
電話: 046-822-9855
担当: 竹本・牧野
メール:
[email protected]
田浦月見台住宅の再生に向けたこの取り組みが、地域住民に新たな価値を提供し、今後のコミュニティ活性化につながることを期待しています。