アットホームとGoWebクラウドが手を組み、業務効率化を実現へ

アットホームとGoWebクラウドが業務提携

アットホーム株式会社と株式会社GoWebクラウドが業務提携を結び、新たなシステム連携の開発に着手したことが発表されました。これは不動産情報流通プラットフォーム「ATBB」（アットホームの運営）と、募集業務改善システム「GoWeb!」との間での物件情報の効率的な連携を目指しており、特に不動産業界における業務効率化を推進するものです。

提携の背景

アットホームは、40年以上にわたり不動産業務をサポートしてきた実績をもち、「ATBB」は現在、国内の不動産情報流通プラットフォームとして62,000店以上の加盟店を抱えています。この度の提携は、業務効率化を求める不動産管理会社と仲介会社のニーズを反映したものでもあります。従来、多くの業務が入力作業に依存していたため、効率的な情報共有の仕組みが求められていました。

開発の概要

提携に基づくシステム連携では、以下の2つの主要機能が提供される予定です。

1. 物件情報のリアルタイム連携

不動産管理者が「GoWeb!」で物件を登録すると、その情報が即座に「ATBB」にも反映される仕組みが作られます。これにより、空室情報の更新がリアルタイムで行われ、物件登録作業の負担が大幅に軽減されることが期待されています。

2. 申込情報の効率的な連携

入居申込者が入力した情報は、「GoWeb!」を経由して、「ATBB」へ自動的に反映される仕組みが開発されています。これにより、入居申込のステータスもスムーズに管理でき、公開情報が即時に更新されることで業務上の遅延も解消されます。

ATBBとは

「ATBB」は不動産業務に特化した、物件情報の登録・管理を行うプラットフォームです。1985年のサービス開始以来、アットホームは消費者と不動産会社の快適な接点を作るため、さまざまな機能強化を行ってきました。今後も業界の活性化と事業効率化に向けて、さらなるサービスの開発が期待されています。

GoWeb!の役割

一方の「GoWeb!」は、従来の手法からデジタル化を推進するために開発されました。アナログな業務からの脱却を実現し、入居申込から契約に至るまでのプロセスをWeb化することで不動産管理の効率を高めています。これにより、管理会社はより多くの物件を効率的に取り扱うことが可能になり、業務の生産性向上が見込まれています。