新宿駅をジャック!音威子府村のユニークなPR施策
北海道中川郡に位置する音威子府村(おといねっぷむら)が、東京都心である新宿駅で123枚のポスターを掲出し、そのユニークな魅力を発信しています。開村123周年を記念したこの試みは、地方の魅力を都市部に届ける新たな挑戦として注目を集めています。
音威子府村とその魅力
音威子府村は、北海道で最も少ない人口を誇る自治体で、2025年には約600人になると予想されています。その自然環境や独自の文化は、「北海道おといねっぷ美術工芸高等学校」や名物の「音威子府そば」に象徴されるように、訪れる人々にとって魅力的な要素といえるでしょう。
ユーモア満載の123枚ポスター
このプロジェクトでは、村内の風景や春の訪れをテーマにした写真に一言コピーを添えた全123枚のポスターが展示されます。ポスターは長さ約15メートルにもわたって掲出され、村民が協力して選び抜かれたリアルな生活の瞬間を捉えています。
特に目を引くのは、「おっといいね、おといねっぷ」というメインコピー。この言葉には、実際に村を訪れたときに感じる「いいね」と思う瞬間が込められています。音威子府村の魅力はメディアを通じては伝わりづらいもので、実際に体験しなければわからない部分が多いのも事実です。
季節ごとの魅力を紹介
例えば、音威子府村名物の「黒い駅そば」は、昨年の復活以降、多くの旅行者を魅了。中には札幌から4時間かけて訪れるファンも見られるほどです。その魅力を表すコピーは「ソーバーツーリズム」と、観光客の過剰な訪問を意味する「オーバーツーリズム」を鮮やかに掛け合わせています。
また、北海道おといねっぷ美術工芸高等学校は、全国でも珍しい美術専門高校で、全校生徒の三分の一がクリエイターだという特性を持っています。この村は、より多くの才能が育まれる場でもあります。
村長自身が魅力を発信
村長の遠藤貴幸氏もポスターに登場し、「心は18歳」や「フッ軽な村長」といったコピーとともに、その魅力を前面に出しています。村長自身が手を挙げて発信することで、訪問者との距離も一層縮まります。
音威子府村へのいざない
今回のプロジェクトの目的は、地域おこし協力隊の募集に繋げることです。音威子府村が抱える人手不足の問題に対し、若者たちの関心を喚起し、村での暮らしの魅力を直接伝えることで、地域の担い手を増やしたいという願いがあります。
新宿駅での掲出は、年間に350万人の人が利用するこの場所での開催になります。これを機に、音威子府村のリアルな魅力を知り、多くの方に訪れていただきたいという思いが詰まっています。
結びに
音威子府村は、自らの存在感を強くアピールし、地域おこしの道を拓こうとしています。地方と都市の隔たりを乗り越え、魅力ある地域を発信する新たな試み。ぜひ、音威子府村のポスターを通じて、その魅力に触れてみてください。