コクー株式会社がD&I AWARD 2025で受賞
コクー株式会社(東京都千代田区、代表取締役CEO:入江 雄介)は、「D&I AWARD 2025」においてスタートアップ企業部門のD&I AWARD賞を受賞しました。この受賞は2023年に続くもので、同社が推進してきたダイバーシティ&インクルージョン(D&I)に関する取り組みが高く評価された結果と言えます。また、コクーは「ベストワークプレイス」として2年連続で認定され、国内外でのD&Iの先進企業としての地位を確立しました。
D&I AWARDの意義と審査基準
「D&I AWARD」は、ダイバーシティ&インクルージョンを推進する企業を認定する大規模なアワードです。各企業は100項目の評価基準「ダイバーシティスコア」に基づいて審査され、特に優れた取り組みを行う企業が選出されます。コクーは87点という高スコアを獲得し、「ベストワークプレイス」の認定も受けました。
審査員からは、コクーの「女性活躍推進」に対する具体的な施策や、首都圏外に住む女性へのサポートに留まらず、多様な女性の視点を大切にしようとする姿勢が評価されました。今後、さらなるD&Iの推進を目指すとの期待も寄せられています。
コクーの取り組み
コクーは「デジタルの力を使ったダイバーシティ&インクルージョンの推進」を企業のパーパスとし、幅広いライフステージの人々がイキイキと働ける社会の実現を目指しています。具体的には、未経験者をDX人財へと育てるプログラムを展開し、多様な背景を持つ社員のスキルアップに注力しています。
1. D&Iを後押しする環境整備
「ふぁみさぽ」プロジェクトにより、妊娠や出産を経験した女性社員が快適に勤務できるよう、勤務時間の柔軟な変更や育児短時間勤務制度を用意しています。2023年より「ふぁみさぽ」に名称を変更し、パパ・ママ社員がともに育児と仕事を両立できる環境を整える努力を続けています。
2. 女性活躍推進に向けた委員会
2026年までに女性活躍企業No.1を目指して発足した「女性活躍推進委員会」では、児童家庭庁のサポートを受けて、ベビーシッター利用者支援事業やタイムマネジメント講座、コーチング講座の実施など、女性社員のキャリア形成を支援しています。
3. LGBTQ+コミュニティのサポート
社内でLGBTQ+のメンバーをサポートする「SOLA」コミュニティも発足。多様性ある職場環境づくりを進め、社内外での活動を通じて、LGBTQ+の理解を広めることを目指しています。こちらの活動では「パートナーシップ制度」を制度化し、性別を問わずサポートを行っていることが強調されました。
過去の受賞歴
コクーはこれまでにも多数の受賞歴を有しています。2024年には「ジェンダーダイバーシティAWARD」優秀賞や「ウーマンエンパワーオンラインアワード」特別賞を獲得しています。また、2023年には「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」で企業ランキング第2位を受賞。
結論
D&I AWARD 2025の受賞は、コクーが平成から新しい令和へと進んでいく中でも非常に重要な節目となりました。これからもコクーは、D&Iの理念を持って進化を続け、より多様で包摂的な社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。