ウジエスーパー、LINEミニアプリを活用した新たな商品予約システムを導入
宮城県登米市を拠点に32店舗を展開するウジエスーパーが、株式会社デジクルとの協業により、LINEミニアプリ「デジクル商品予約」を導入することが発表されました。この新しい商品予約システムは、顧客の利便性を高めると同時に、店舗の運用効率も向上させることを目指しています。
導入の背景と課題
ウジエスーパーでは過去にデジタル予約システムを運用していましたが、コストと運用に関する課題から紙ベースの予約に戻していました。しかし、この方式では夜間の予約要望に応えられず、機会損失につながっていたのです。また、大型イベントの際を除いては予約利用が難しく、店舗自身でシステムを制御する必要性が痛感されました。
このような背景を抱える中、デジクルが提供する商品予約システムの導入を決断。これにより、ウジエスーパーは新たな顧客体験の向上を図っています。
デジクル商品予約の特徴
「デジクル商品予約」は、以下の特長を持っています:
- - 24時間365日対応:顧客はいつでもLINEから簡単に商品予約が可能。
- - シンプルな管理画面:店舗側も直感的に予約の受付・管理ができる。
- - 受取時間設定:店舗ごとの受取時間設定や予約上限が管理可能。
- - CSV一括登録:効率的な商品管理が実現。
- - 自動通知機能:LINEを通じた予約確認通知やリマインド機能が充実。
ウジエスーパーは、2025年6月の土用の丑の日からこのサービスを利用開始し、その後オードブル予約などへの拡大も予定しています。
今後の計画と展望
まずは商品の予約システムの安定運用を目指し、その後、イベント時以外の予約機会を創出する取り組みを進めていく方針です。今後、ウジエスーパーでは、LINE公式アカウントとの連携を強化し、より利便性の高い予約体験を提供していく予定です。さらには、デジタル販促ソリューション「デジクルプラス」を導入し、顧客とのエンゲージメントを強化する姿勢を示しています。
株式会社ウジエスーパーの基本情報
ウジエスーパーは地域密着型のスーパーマーケットであり、感謝祭などのイベントを通じて地域貢献にも力を入れています。顧客満足を第一に考え、地域に根ざしたサービス提供を行っています。
- - 代表取締役社長:氏家良太郎
- - 所在地:宮城県登米市迫町佐沼字中江一丁目7番地の1
- - 年商:407億円
- - 店舗数:32店舗
- - 公式サイト:ウジエスーパー公式サイト
デジクルと総合アドの役割
このプロジェクトは、デジクルとの強力なパートナーシップによって実現しました。デジクルは小売業界特化のデジタル販促サービスを展開し、業界での豊富な経験を持っています。さらに、総合アドが提供する運用ノウハウも活かされ、持続的な集客成果の創出を目指しています。
ウジエスーパーは、これらの新しいデジタルシステムを通じて、顧客体験の向上と業務効率化を図り、地域に愛される店舗運営を目指します。これからの展開に期待が高まります。