愛知モノづくり未来会議
2024-12-19 10:38:45

愛知で開催された「モノづくり未来会議」、デジタル変革の重要性を共有

愛知県名古屋市で行われた「愛知モノづくり未来会議」開催レポート



2024年12月10日、製造業のデジタル変革を推進するキャディ株式会社が愛知県名古屋市で「愛知モノづくり未来会議」を実施しました。このイベントでは、地元企業の持続的成長を支援するため、自動車業界の専門家たちが集まり、さまざまな意見や事例を共有しました。

当日の参加者とプログラムの概要



本会議には約60名の参加者が集まり、様々な講演や交流が行われました。基調講演には、プロジェクト・カーズ合同会社の水野和敏氏、株式会社日本電動化研究所の和田憲一郎氏、そしてキャディの代表取締役CEOである加藤勇志郎氏が登壇しました。

水野和敏氏の講演



水野氏は自動車業界におけるカリスマ的存在とされ、彼の豊富な経験を元にした講演は参加者に多くの刺激を与えました。「メイドインジャパンの“技と心”が創り出す“世界唯一”への挑戦」というテーマで語り、参加者に「気づきを持って帰ってもらいたい」とのメッセージを伝えました。彼は、限られた資源を最大限に活用して最高の結果を出すという、日本らしいものづくりの本質について深い洞察を共有しました。

和田憲一郎氏の講演



次に、和田氏が「EVシフトの行方~日本の自動車産業が考えるべきこと」というテーマで講演しました。 EVシフトが進む中、自動車業界が現在直面している「踊り場」の段階について警告し、成長が鈍化するリスクを分析しました。具体的には、米国の政策や欧州の気候変動対策など、外的要因が自動車産業に与える影響を説明し、ダーウィンの言葉を引用して「変化に適応することが生き残りにつながる」と締めくくりました。

加藤勇志郎氏の講演



キャディの加藤氏は、危機感を持って日本の製造業の現状について警鐘を鳴らしました。日本のGDPが急激に低下している現状に触れ、特に製造業に欠けているデジタル化の重要性を強調しました。彼は、自社の製品であるAIデータプラットフォーム「CADDi」を通じて、製造業のデータ利用を促進するための戦略を提示しました。データの蓄積と活用の仕組みを分け、より効率的な生産性向上の方法を提案しました。

懇親会での交流



講演の後、懇親会が開催され、参加者同士の交流が大いに盛り上がりました。参加者からは「製造業に対する熱意や考え方が興味深かった」との意見も寄せられ、会の満足度は93%に達しました。

今後の予定



次回の「モノづくり未来会議」は、2025年1月30日に広島県で開催される予定です。製造業の未来に興味がある方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

キャディ株式会社とは



キャディ株式会社は、製造業におけるデジタル変革の推進を使命としており、さまざまなデータを解析して生産活動を高度化するAIデータプラットフォームを提供しています。彼らの取り組みは、国内外で高く評価されています。


この「愛知モノづくり未来会議」は、製造業者たちが将来の可能性を感じる貴重な機会となりました。


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会社情報

会社名
キャディ株式会社
住所
東京都台東区浅草橋4-2-2 D'sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
電話番号
03-6843-3802

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