ソラコム新機能
2025-04-10 11:39:12

ソラコム、IoTデータ収集を効率化する新機能を発表

ソラコム、新たな「一括書き込み」機能を導入



株式会社ソラコムが、IoTプラットフォーム「SORACOM」に新機能「一括書き込み」を追加することを発表しました。この機能は、IoTデバイスからのデータ送信をより効率的に行うことを目的としています。

SORACOM Harvest Dataとは



「SORACOM Harvest Data」は、IoTデバイスが送信するセンサーデータを簡単に収集・蓄積するためのサービスです。このプラットフォームを使用することで、ユーザーはサーバーやストレージの準備をせずとも、安全にデータを管理できます。また、SORACOMのIoT SIMを活用することで、初期コストを抑え、迅速にデータの利用を始めることができるため、PoC(概念実証)や小・中規模のIoTシステムに最適です。

新機能「一括書き込み」の利便性



今回新たに追加された「一括書き込み」機能の導入により、従来は個別に送信されていた複数の計測データを一回の通信でまとめて送信することが可能になりました。これによって、デバイスが行う通信回数を減らすことができ、通信時に消費する電力も抑制されます。これにより、長期間の安定した運用が実現でき、省電力型のIoTシステムの構築がサポートされます。

送信されたデータは、SORACOM Harvest Dataに自動的に分解・保存され、その後、時系列データとして可視化ツールで簡単に利用できます。これにより、ユーザーはデータを利用する際の手間を大幅に軽減できます。

IoTデバイスの新たな活用シーン



IoTは、遠隔地にある設備やインフラの管理において特に重要な役割を果たしています。例えば、ダムや河川の水位監視、農業用水路の流量測定、橋梁やその他構造物のヘルスモニタリングなど、多様なシーンで活用されています。電力供給が限定的な環境では、IoTデバイスを乾電池やバッテリー、太陽光発電で運用する必要があります。新機能「一括書き込み」を活用することで、これらの現場でも通信負荷を軽減し、電池交換や充電などの保守作業を減らすことができます。

導入に関する詳細



本機能の利用に際しては、SORACOM IoT SIMやSORACOM Harvestの利用料金が必要となります。具体的な機能や料金に関しては、公式ウェブページやユーザードキュメントで確認できます。これらの情報を基に、業務にどのように活用できるかを検討することができます。

ソラコムのビジョン



ソラコムは「IoTテクノロジーの民主化」というビジョンを持ち、最新の技術をより多くの人々に使いやすく提供することを目指しています。この新機能「一括書き込み」の追加により、さらなる活用例と革新の創出につながることが期待されています。

詳しくは、ソラコムの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社ソラコム
住所
東京都港区元赤坂1丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階
電話番号

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