Hubbleの全社的なNotion導入
株式会社Hubbleは、社内のナレッジを効率的に管理し、生産性を向上させる目的で、コラボレーションソフトウェア「Notion」のエンタープライズプランとNotion AIを全社的に導入することを発表しました。これにより、Hubbleは社内情報を安全に蓄積し、AIを通じての活用を進め、ナレッジ共有の文化をさらに深める狙いがあります。
最初にHubbleが導入したのは、Google DocsやオープンソースのWikiでしたが、情報の検索やアクセスに困難さを感じての移行でした。そこで、2019年9月にNotionのプラスプランへ変更。その後エンタープライズプランへのアップグレードとNotion AIの全社導入が決定しました。
Notion AIの活用
Hubbleでは、社内の情報が蓄積されているNotionをブレインとして活用し、業務の生産性向上を図っており、約90名の社員がNotionを利用中です。議事録作成や社内Wikiの構築、投資家への報告、採用サイトの情報管理など多岐にわたり、Notion AIはドキュメントの要約機能や検索機能を通じて効率的な情報取得に寄与しています。
同社CEOの早川晋平氏は、社内ナレッジの最大の活用を目指し、AIを用いた情報提供を逆転の発想での働き方変革として位置付けています。AIが必要な情報を即座に提供することで、業務の流れをスムーズにし、社員が情報を自ら見つける土壌作りを進めています。これにより、各自の生産性数値の2倍化を目指します。
NotionとAIのシナジー
また、Notionは安全かつ効率的にナレッジの活用を進めることが可能であり、Notion AIの機能を活かしてタスク・プロジェクト管理の強化も予定しています。さらに、各チームに専任の管理者を配置し、全社での活用体制も整備しています。
今後もHubbleは、社内のナレッジに誰もがアクセスできる環境を提供し、人に聞くという間接的なコストを下げることで、全社員の生産性を向上させ、組織全体の未来につなげていく計画です。
Notion Labs Japanからの期待
Notion Labs Japanの西勝清ゼネラルマネジャーは、Hubbleのナレッジ活用に対する期待の大きさを述べ、Notionがもたらす新しい働き方の実現に向けて全力で支援する姿勢を示しています。これによりHubbleは、テクノロジーを駆使した音頭の効率化を図りつつ、企業の成長を持続的にサポートする組織文化を育んでいくことでしょう。
Hubbleが掲げる「手触りのある課題をテクノロジーで解決」するビジョンと、Notionの機能を活かした組織活動の進化に、今後も注目が集まります。インターネットが普及した現代社会において、ビジネス業界は変化のスピードが求められる中、Hubbleの挑戦はその一例とも言えるでしょう。これからの展望と成果に期待が寄せられます。