熊本・福岡の不動産業務に革新をもたらす
アズマシティ開発社は、賃貸物件の管理を手がける企業として、熊本・福岡地域で約8,000戸の住宅を扱っています。この度、同社がイタンジが提供する「内見予約くん」と「申込受付くん」を導入したことで、賃貸業務に大きな変革をもたらすことになりました。これらのツールは、賃貸不動産の内見予約や申し込みのプロセスを自動化し、業務の効率化を実現します。
テクノロジーによる進化
2022年5月18日に施行された改正宅地建物取引業法により、賃貸契約の手続きは大きく変わりました。この法改正により、従来の対面での重要事項説明が不要となり、書類交付が電子化されるようになったことで、不動産業界はさらなるデジタル化へと進みました。
これを受けて、イタンジは賃貸業務に特化したシステム「内見予約くん」と「申込受付くん」を提供。これらのシステムでは、内見予約や申し込みの手続きを自動化することで、業務負担の軽減を図っています。これにより、入居希望者は24時間いつでも内見予約ができるようになり、不動産管理会社は予約重複のリスクを軽減することができます。
不動産業者と入居者の利便性向上
「内見予約くん」では、内見の受付と鍵の情報照会が自動化され、業務を効率化するだけでなく、仲介会社の利用率が93.8%に達しています。一方で、犯罪防止のために宅建業許可のない事業者の自動チェック機能も備わっており、安全性も確保されています。
「申込受付くん」は、入居希望者がWeb上で必要情報を入力し、申込から審査までのプロセスを効率化するためのシステムです。このシステムは仲介会社の利用率が95.3%に達し、年間約107万件の電子入居申込を実現。複数の保証会社との連携により、よりスムーズな申し込みを可能にしています。
不動産業界のDX推進
イタンジは、不動産業界のデジタル化を推進する企業であり、そのサービスによって年間約1,135万枚の紙の削減も達成しています。このように、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めることで、業界全体の効率性と利便性の向上が期待されます。
まとめ
アズマシティ開発が新たに導入した「内見予約くん」と「申込受付くん」は、賃貸業務の構造を大きく変える可能性を秘めています。テクノロジーの力を借りて、不動産取引をよりスムーズで安全なものに変えていくこの取り組みは、入居希望者にとっても非常に魅力的な選択肢となるでしょう。今後もアズマシティ開発とイタンジの取り組みに注目したいところです。