福岡に誕生したSDGsコミュニティ・スペース「ウィズスクエア」

福岡にオープン！ SDGsコミュニティ・スペース「ウィズスクエア」

2020年3月1日、福岡市に新たなコミュニティ・スペース、「ウィズスクエア福岡店」がオープンしました。この場所は、企業や個人が SDGs（持続可能な開発目標）に取り組みながら、互いに結びつき、情報を共有できる場となることを目指しています。オープンを記念して開催されたイベントでは、SDGsをテーマにしたカードゲーム体験会や様々なブースが出展され、大きな注目を集めました。

SDGsアウトサイドインカードゲーム体験

イベントの第一部では、Action For Social Goodの代表であるフィッシュ明子氏が主催する「SDGsアウトサイドイン」カードゲームのデモンストレーションが行われました。このゲームは、社会課題をビジネスチャンスに変えるアイデアを得るための体験型プログラムで、参加者はさまざまな視点から問題を考える力を養うことができました。。

このセッションは、SDGsに興味のある方やビジネスで社会課題解決を模索する企業の担当者に特に好評で、定員に達したため、新規の参加者は受け付けられないほどの人気でした。

第二部：展示＆即売会

イベントの第二部では、福岡の企業や団体が SDGsやソーシャルビジネスをテーマにした展示会を開催しました。
出展者はそれぞれユニークな取り組みを展開し、訪れる人々に社会的価値のある商品とサービスを提供しました。

出展者紹介

- 八彩屋本舗: 無農薬の糸島産野菜から作られた美しいジャムやピクルスを販売。
- 夘市商店: ウガンダ産の無農薬コーヒーを輸入し、職業教育に力を入れる若者支援を行う。
- ガードナー株式会社: 介護用品、理美容品の開発に取り組む企業。
- NPO法人ウィッグリング・ジャパン: がん患者を支援するウィッグのレンタルを提供。
- チアーズスタイルTV: がん体験者のインタビューを通じた情報発信による社会貢献。
- バオバブ・サンライズ: バオバブオイルを通じて、マラウイの生産者と日本の消費者を結びつける事業を展開。

各ブースでは、商品の購入とともに、出展者と直接話すことで、ソーシャルビジネスに対する理解を深めることができる場となりました。

ウィズスクエアのビジョン

「ウィズスクエア」は、社会課題を解決するためのナレッジや資源を企業や大学と共有し、これを新たなビジネスへと昇華させる役割を担っています。ユヌス・ソーシャル・ビジネス・カンパニーの協力のもと、社会課題を顕在化させ、その解決策を求める中で、持続可能な社会の実現を目指しており、新しい発想やつながりを生む場所として、多様な人々が集まり、刺激し合うことが期待されています。

利用プランについて

「ウィズスクエア」では、ソーシャル活動に従事する方々への無償でのスペース提供や、ビジネス創造のためのレンタルオフィスも用意されています。これを通じて、社会課題解決を第一主義とした活動を支援し、さらに多くの人々がこのコミュニティに参加し、自らのビジョンを広げていくことが期待されています。

福岡での新たな拠点となる「ウィズスクエア」は、今後の展開に目が離せません。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。