新プロダクト『Facilo事業用クラウド』の誕生
株式会社Faciloが新たに開発した『Facilo事業用クラウド』が、事業用不動産営業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。この新しいプラットフォームは、法人取引や大型案件に特化し、複雑な顧客管理や物件管理、関係者間のコミュニケーションを一元化しつつ、可視化することで業務の効率化を図ります。
1. 買収したい顧客と提案内容を一括管理
従来の物件提案や顧客管理が複雑だった法人取引において、情報の属人化が問題視されていました。この課題を解消するため、Faciloは徹底的に現場の声を反映し、実際の運用に基づいた『事業用クラウド』を開発しました。これにより、物件や顧客、案件情報を一元管理でき、最も適切な物件を迅速かつ網羅的に提案することが可能になります。
特にこのシステムの導入によって、法人営業部やソリューション営業部など様々な営業部門での活用が進んでおり、BtoBの取引現場における営業効率を高める期待が寄せられています。
2. 顧客体験の向上を目指す
Faciloの強化された機能の一つに、物件のマイページ機能があります。ユーザーは、提案したい物件を無制限にアップロードでき、顧客はオンライン上で整理・比較することが可能に。これにより、顧客の意思決定が迅速化し、商談の進行もスムーズになります。また、提案物件を地図上にプロットし、周辺情報やハザード情報を融合して表示できることで、提案の説得力が増し、顧客の満足度が向上します。
3. 業務の効率化を実現
新たなチャット機能によって、顧客ごとに専用のチャットルームが設けられ、複数の担当者がリアルタイムでコミュニケーションを図れます。この連携によって、物件提案のみならず契約や決済に至るまでのプロセスが効率化され、業務の生産性が大幅に向上することが期待されています。
4. 企業の声にも注目
実際に『Facilo事業用クラウド』を導入した企業からは、顧客からの満足度が向上したとの声が多く寄せられています。特に、法人営業本部の井上氏は、「物件提案のスピードが向上し、業務の効率化が実現できた」と語り、早期の導入成果を実感しています。
また、東洋不動産の宮田社長は、テクノロジーと人の力を融合させた取り組みが、質の高い不動産情報提供の実現に繋がるとの考えを示しています。
5. 未来への展望
Faciloは、今後も仲介業務におけるデジタル化の先駆者として、事業用不動産の取引における業務の質とスピードを高める取り組みを続けていきます。新プロダクト『Facilo事業用クラウド』を通じて、多くの企業が受けることのできるメリットを最大化し、業界全体のDX化を推進する姿勢が伺えます。
今後、株式会社Faciloがどのように業界を牽引していくのか、その動向に期待が寄せられています。