株式会社100の新たな業務効率化
株式会社100(ハンドレッド)は、東京都世田谷区に本社を置く企業で、HubSpotを使ったCRM導入や運用支援を手掛けています。最近、同社がZoomの機能を利用した成功事例がASCII.jpに掲載されました。特に、会話インテリジェンス機能「Revenue Accelerator」とHubSpot CRMの統合が話題となっています。この取り組みは、企業が抱える会議後の情報共有や議事録作成の負担を軽減するものです。
テレワーク時代の悩み
テレワークやオンラインでの商談が当たり前となった現在、多くの企業が会議後の処理に時間を奪われています。参加できなかったメンバーへの情報共有や議事録作成には膨大な工数がかかり、多くの企業がこの作業に悩まされています。株式会社100も同様の課題に直面し、営業商談やプロジェクト会議の記録整理に月に約100時間も費やしていました。この作業が多くの時間や労力を奪い、本来注力すべき顧客サービスの質や提案スピードに影響を及ぼしていました。
「Revenue Accelerator」の導入
このような状況を踏まえ、株式会社100はZoomの会議インテリジェンス機能「Revenue Accelerator」を採用しました。この機能は、会議や商談の内容をリアルタイムで文字起こしし、要約を行いながら重要なキーワードや顧客の関心を抽出します。このプロセスによって、時間を大幅に削減できるだけでなく、重要な発言やリスクの把握、フォローアップ資料作成をサポートします。
さらに、HubSpot CRMとの統合を図ることで、業務の一元管理を実現しました。これにより、各部署が会議内容を簡単に共有し、情報の質とスピードが飛躍的に向上しました。具体的な利点として、議事録作成や情報整理にかかる労力が月100時間削減されました。そして、ほとんどの会議では議事録を作成する必要がなくなり、提案やプロジェクトの推進が迅速に行えるようになりました。
代表取締役の見解
代表取締役の田村慶氏は、「Revenue Acceleratorの日本語認識精度は非常に高く、HubSpotとの統合が実現したことで会話の資産化が進みました。自動で文字起こしや要約、重要発言の抽出が行われ、これまで手間のかかっていた議事録作成が不要になりました。その結果、営業担当者はより多くの時間を顧客のニーズに応える活動に割くことができ、商談のスピードや質が大幅に向上しました」とコメントしています。
新たな挑戦と展望
今後、株式会社100はZoom Sessionsを活用したウェビナーの自動配信など、新しいマーケティング手法の開発にも取り組む予定です。また、ZoomとHubSpotの連携をさらに強化し、営業、マーケティング、サポート部門間の顧客体験を向上させることを目指します。これにより、より良いサービスを提供するための基盤を築いていく考えです。
興味のある方は、ぜひ同社にお問い合わせいただき、新たなサービス活用の一歩を踏み出してみてください。
会社情報
株式会社100は、2018年に設立され、HubSpotのソリューションパートナーとして各企業のビジネス成長を支援しています。CRMの導入やデジタル化支援だけでなく、幅広い業務をサポートしている同社は、日本企業の中で唯一「Rookie of the Year」や「HubSpot Best Sourcing Partner in Japan」などの受賞歴があります。より詳細な情報は公式サイトをご覧ください。
株式会社100のコーポレートサイト