青木貴志がマッキャン・ワールドグループの新CEOに就任
2025年8月20日、東京—株式会社マッキャン・ワールドグループ ホールディングスが新たなリーダーシップを発表しました。10月2日付で青木貴志氏が同社の代表取締役社長兼CEOに就任することが決定しました。青木氏は同時にマッキャンエリクソンの代表取締役社長にも就任し、2つの重要なポジションを持つことになります。
青木氏はこれまで長いキャリアを通じて、クリエイティブ、デジタル、統合型マーケティングの分野で25年以上の経験を有しています。彼は以前、WPPに18年間在籍し、その後ピュブリシス・グループでグローバル自動車ブランド向けのデジタルトランスフォーメーション・エージェンシーの設立を主導してきました。また、Campaign誌が主催する「Agency of the Year」の複数部門で受賞経験があり、業界内での評価が高いリーダーです。
新たなCEOとしての役割の中で、青木氏はマッキャン・ワールドグループの日本における事業全体を統括し、クリエイティブ、デジタル、プロダクション機能を統合し、より高品質なサービスを提供することが求められています。彼の戦略的ビジョンは、急速な市場の変化に対応し、国内外のクライアントに対して新たな価値を提供することを目指しています。
前CEOのジー・ワトソン氏は、青木氏の後任を喜ばしく思っており、日本におけるマッキャン・ワールドグループの成長に貢献した彼の努力に感謝の意を表しています。ワトソン氏は次のように述べています。「青木氏は、日本市場において非常に価値のあるリーダーです。彼の経験と視点は、今後の発展と成長を支えるでしょう。」
青木氏は、就任に際して「過去2年間の改革と進化に自信を持っています。これからも、柔軟かつ力強く変化に対応し、クリエイティブなソリューションを提供することでお客様の期待に応えたい」と語っています。彼のビジョンと能力が、マッキャン・ワールドグループを新たな高みに導くことが期待されています。
マッキャン・ワールドグループの未来
マッキャン・ワールドグループは、インターパブリック・グループの一員として100カ国以上にわたるネットワークを有し、「共に、永続的なブランドを築く」という理念のもと活動をしています。2024年には、Andysから「ネットワーク・オブ・ザ・イヤー」として認められ、EPICAアワードでも複数回の受賞を果たしています。
青木氏の就任により、マッキャン・ワールドグループはクリエイティブな価値をさらに高め、業界内での確固たる地位を維持し続けることでしょう。彼のリーダーシップがどのように会社の成長を促進し、クライアントに新しい価値を提供するのか、今後が非常に楽しみです。