アイゴでフードロス削減へ!
三重県で新たに開発された未利用魚「アイゴ」の商品が、このたび第二弾として登場しました。アイゴはその風味と栄養価の高さから、注目されていますが、一般には流通しにくい魚です。今回は、アイゴを使用した「三重県産白身魚チーズ巻き」と「三重県産白身魚ハーブフライ」といった2品がラインナップされています。
新商品のご紹介
それぞれの商品の特徴を見てみましょう。
三重県産白身魚チーズ巻き
- - 参考価格:515円(税込556円)
- - 内容量:140g(冷凍)
- - 材料:アイゴ(水揚げ地 三重県)、小麦粉、チーズ(アレルゲン:小麦・乳成分)
この商品は、アイゴの旨味を引き立てるためにチーズを巻いたもので、すでに下味が付けられ、衣も付いているので、香ばしく揚げるだけで手軽に楽しめます。
三重県産白身魚ハーブフライ
- - 参考価格:392円(税込423円)
- - 内容量:120g(冷凍)
- - 材料:アイゴ(水揚げ地 三重県)、パン粉、小麦粉、にんにく、バジル、オレガノなど(アレルゲン:小麦)
ハーブフライは、ハーブの香りが際立っており、食卓を華やかにしてくれる一品です。漂う香りはおいしさを引き立てるだけでなく、手軽に取り入れられる点が魅力的です。
アイゴの未利用魚としての背景
アイゴはその特異な見た目や、食材としての扱いの難しさから未利用魚とされています。刺や臭みのある内臓が扱う上でのハードルとなり、一般的には業務用や加工品に使われることが多いのです。しかし、持続可能な食文化を育むためには、このような未利用魚の活用が急務です。
未利用魚の多くは、市場に出回らず廃棄されることが多いため、フードロスの一因となっています。それを改善するために、コープ自然派は地域資源を活かした商品開発に取り組んでいます。
持続可能な水産業の確立へ
未利用魚を市場で活用することにより、水産資源の保護やフードロスの削減を実現しようとする取り組みとして、アイゴの商品化は重要なステップです。これにより、漁業者の収入の安定にもつながるのです。
アイゴは藻場を食べる草食魚で、その種類の減少は生態系の均衡を損なう恐れがあります。したがって、アイゴの活用がその他の漁業資源の保護にも寄与することが期待されます。
コープ自然派のビジョン
コープ自然派は、「誰もが有機農産物を食べることができる社会」を目指し、厳格な基準の下で自然環境と調和した農業を推進しています。こちらの連携商品を通じて、消費者との顔の見える関係を大切にし、持続可能な社会を築くために、さらなる取り組みを続けています。
皆さんも、三重県の未利用魚アイゴを使用した美味しさをお楽しみいただき、フードロス削減に貢献してみませんか?