ICCサミット KYOTO 2025に参加する株式会社ZEROの挑戦
2025年9月1日から4日まで、京都で「ICCサミット KYOTO 2025」が開催されます。このイベントに株式会社ZEROが参加し、プロデュースを手がけるブドウ農家「EGAO FARM」とともに、フード&ドリンクアワードやソーシャルグッド・カタパルトに登壇します。
ICCサミットとは
ICCサミットは、「ともに学び、ともに産業を創る」をテーマにしたビジネスカンファレンスで、毎回500名以上が登壇します。参加者は全4日間に渡り、真剣に学び合い、交流を深める場です。今回は1200名以上が集う予定で、さまざまな企業の実践者たちが、先進的な取り組みを発表します。
EGAO FARMの出展ブランドとプロダクト
EGAO FARMは長野県須坂市で71年続くブドウ農家で、厳格な栽培技術を持ち、心に残る一粒にこだわっています。ここで育てられる「ナガノパープル」は、皮ごと種なしで食べられる黒ブドウとして、美食家たちを魅了し続けています。この稀少なブドウは、1房に赤ワイン1本分のポリフェノールを含み、美容と健康にも良い影響を与えると言われています。
ナガノパープルの特徴
ナガノパープルは、その芳醇な香りととろけるような食感で知られています。栽培の難しさから市場には流通しにくく、現在流通量はわずか1.4%ほどです。また、大手航空会社のファーストクラスでも使用されるなど、その品質は折り紙付きです。
青木竣平氏の取り組み
株式会社ZEROの青木竣平氏は、長野県出身の若手プロデューサーです。消防士を目指していた青木氏は、そこでの経験から農業分野への挑戦を決意しました。「人を助ける仕事がしたい」という理念のもと、EGAO FARMのブドウのブランディングを手がけ、売上を前年比で3倍に増加させる成果を上げています。このような成功が、農業界に新たな希望をもたらしています。
「日本の価値を世界に」
青木氏は日本の農業が抱える問題の解決に取り組むため、「農家の想いと技術をブランド化し、適切な流通へつなぐ」ことに情熱を注いでいます。彼の言葉によれば、「日本にはまだ眠っている無限の可能性がある」とし、その挑戦をICCサミットの舞台から発信していく所存です。
フード&ドリンクアワードとソーシャルグッド・カタパルト
ICCサミットでは、フード&ドリンクアワードにも参加予定で、全国から集まった18社の製品が評価されます。また、ソーシャルグッド・カタパルトでは、社会課題に挑む実践者が自らのビジョンを語る場として、多くの注目が集まっています。
まとめ
株式会社ZEROの取り組みは、単なるビジネスの枠を超え、農業界に新しい風を吹き込む試みとなっています。ICCサミット KYOTO 2025では、これまでの実績をもとに、今後の発展につながる新たなつながりやアイデアが生まれることが期待されます。
今後もEGAO FARMと共に、地域の個性を引き出しながら、持続可能な未来の実現に向けて尽力していくでしょう。