NUWORKSが生成AIを搭載した次世代型接客ロボットの実証実験を開始
NUWORKS株式会社は、最新技術を駆使した次世代型接客ロボットの実証実験を開始したと発表しました。この取り組みは、生成AIを活用したセールスカスタマイズ版のロボットを使い、リアル店舗や展示ブースでの接客を通じて営業支援の効率を高めようとするものです。ロボットは、AIと人間の協働を基に、接客から営業へと連繋させる新たなプラットフォームの構築を目指します。
1. 背景と目的
NUWORKSは、セールスプラットフォーム事業を展開しており、急速に成長を遂げてきました。2025年の中頃には、全国で670のブースを展開し、2,500人以上のセールスパーソンを抱える規模まで成長すると予想されています。この成長の中、AIとロボティクスを取り入れた自動応対と案件創出に力を入れています。今回の実証実験は、移動型接客ロボットを用いて、具体的な接客環境でその実効性を検証する第一歩となります。
2. ロボットの特徴
実証実験で使用されるロボットは、以下の特徴を持ち、すでに様々な業界において実績を上げています。
- - 自然言語による対話:生成AIを利用し、自然な会話が可能。
- - 顧客属性による応対シナリオの切り替え:営業フローの最適化が実現。
- - 店内巡回とセキュリティ機能:死角を補完し、店内安全を確保。
- - 会話ログの取得とデータの連携:顧客とのやり取りが記録され、分析に活用可能。
- - 多言語翻訳能力:100カ国語に対応するため、様々な顧客に対応可能。
3. 実証実験の概要
実証実験は関東エリアにて、実店舗および展示ブースで行われます。実施期間は2025年7月中旬から9月初旬を予定しています。評価指標には、ロボットによる応対件数や商談化数、来訪者あたりの反応率などが含まれ、NUWORKSの営業支援部門と開発チームが連携して改善に向けたPDCAサイクルを回す形で進められます。
4. 期待される成果
本取り組みを通じて、以下の成果が期待されています:
- - 営業案件の精度向上:ロボットが収集したデータをもとに、営業価値を算定するスコアリングモデルを最適化。
- - 営業プロセスの分業化・自動化:ロボットが初期対応を行い、その後はセールスパーソンが追客や商談を行う仕組みを確立。
- - 新たなストック型収益モデルの構築:AI営業支援パッケージや導入支援の提供に向けたサービス展開の基盤を築くことを目指します。
このNUWORKSの取り組みは、未来の営業支援のモデルを構築する重要なステップであり、今後の発展が期待されます。
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