東京博物館前庭整備
2025-11-11 10:08:52

東京国立博物館が新たに開放的な前庭を整備するプロジェクト発表

東京国立博物館、新たな前庭プロジェクト発表



2025年11月10日、東京国立博物館で開催された「TOHAKU GALA 2025」で、博物館長の藤原誠氏が発表した「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」は、多くの人々が快適に過ごせる場所を提供する重要な施策です。このプロジェクトでは、博物館の本館前にある現在の池を、心地よい芝生エリアに生まれ変わらせることを目指しています。

本プロジェクトは「東京国立博物館2038ビジョン」の実現の一環であり、誰もが楽しめる博物館を目指す第一歩として位置付けられています。前庭は、上野公園から見たときの博物館の「顔」となるため、その改修は特に重要です。

前庭の新しい姿


前庭の改修によって、現在あるなだらかな高低差を活かし、子どもからシニア層、障害のある方々や外国人観光客まで、誰もが快適に利用できる憩いの場を提供する計画です。新しくなる前庭では、コンサートやビアガーデンなど多彩なイベントも開催される予定で、東京国立博物館の新たな魅力を発信していきます。

寄附に協力しよう


プロジェクトの発表当日より、東博ドネーションサイトでは「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」への寄附が受け付けられています。集まった寄附金は、前庭の改修費用に充てられるため、多くの人々に支えられた空間となることでしょう。

2038年に向けたビジョン


東京国立博物館は、2024年11月には開館100周年を迎え、その記念すべき年に向けて、「いにしえから宝物を創ってきた人々の想いを、いまを生きる力にする」ことを目指した「東京国立博物館2038ビジョン」を策定しました。このビジョンは、4つの柱で構成されており、「創造力を刺激する博物館」「共に創る博物館」「みんなが来たくなる博物館」「日本と世界をつなげる博物館」の実現を通じて、東京国立博物館が国際的なリーダーシップを発揮する存在を目指します。

期待される効果


改修された前庭が完成すれば、毎年数多くの来館者を迎え入れることが期待され、そこが地域の憩いの場として様々な世代に親しまれることでしょう。また、行われるイベントは、地域とのコミュニケーションを深め、博物館に対する理解や親しみを育む機会を提供するものとなります。

「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」は、東京国立博物館の未来を形作るための重要なステップであり、来る2027年3月の完成を楽しみにしながら、多くの人々がこの場所で素晴らしいひとときを過ごすことを願っています。

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