VR技術を駆使した新たな災害訓練ソフト「RSET」の魅力と創業者の来日

VR技術で革新された災害訓練ソフト「RSET」とは

災害に備える訓練をよりリアルに、そして効果的に行うための新しいツール「RSET」。この画期的なシミュレーションソフトを開発したのは、ビル・グレゴリー氏です。彼は、現実の環境を3Dスキャンし、そこから作成されたバーチャル空間でのインタラクティブな訓練を提供します。

VRでリアルな訓練体験を提供

従来の災害訓練は、模擬的な環境やシナリオに依存していました。しかしRSETは、実際の地形や建物のデータを取り込み、その中で受講者がリアルな体験を得られるように設計されています。受講者は、消防士や救助隊員としての役割を演じながら、緊急事態にどのように対処すべきかを学ぶことができます。これにより、実戦に即したスキルを習得することが可能となります。

ビル・グレゴリー氏の来日

ビル・グレゴリー氏が来日するのは、米国の防衛技術に対する日本国内の関心の高まりを受けてです。9月29日には大阪商工会議所で開催される「次世代テックフォーラム防衛・防災クラスター」にて、彼の講演が実施されます。このイベントは、最新の技術を用いた防災の取り組みが議論される貴重な機会です。

業界イベントへの参加

さらに、RSETは10月1日から3日にかけて東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展2025（RISCON TOKYO 2025）」にも出展します。この展示会は、防災や危機管理に関連するさまざまな企業とアイデアが集まる場として知られています。特に、10月2日に行われる米国大使館主催の「データドリブン防災リスク軽減（DRR）ソリューションセミナー」は注目のイベントです。

このセミナーでは、ビル・グレゴリー氏が登壇し、RSETの具体的な活用方法や日本市場における可能性について語ります。新しい技術がどのように災害対策に寄与するのか、そのビジョンを直接聞くチャンスをお見逃しなく。