Harvard Clubで誕生したグローバルプラットフォーム
2023年7月22日、ニューヨークのHarvard Clubで設立された一般社団法人『The Global Resilience Summit』が注目を集めています。この団体は、地球温暖化によって増大する災害リスクに対抗し、防災技術や知識を持たない地域や若年層の被害を軽減するための重要な役割を果たすことを目指しています。
『Global Resilience Summit』の目的
この団体は、学術界、経済界、次世代リーダーを結集させ、公益性が高く中立的で権威ある防災分野のプラットフォームとしての役割を担うことを宣言しました。設立の背景には、現代社会における自然災害の増加と、それに伴う人々の脆弱性が深刻な問題である点があります。特に国内外での防災技術の革新を促進し、より安全な地域社会の構築に寄与することが期待されています。
主要活動と取り組み
『Global Resilience Summit』が展開する主要な活動には、以下の3つがあります。
1.
Global Resilience Summit
世界各国から防災技術と知見を結集し、最も著名なフォーラムとして機能することを目指しています。2025年から2030年にかけて開催されるこのイベントでは、各界のキーパーソンが集まり、知識を共有し協力することによって、防災イノベーションの開発を加速させることが目標です。
2.
The Global Resilience Hub
このハブは、自然災害のリスクが高まる現代において、企業、自治体、専門家、そして市民が協力して持続可能な社会を構築するために必要な情報を提供します。防災に関する知識や技術が集約され、社会での共有が促進されることで、レジリエンスを高める取り組みが進められます。
3.
Sustainable Global Award
防災分野で優れた技術やイノベーションを顕彰し、各国での共同開発やグローバルパートナーシップの機会を創出する国際的なアワードです。このアワードを通じて、防災の分野におけるイノベーションを一層促進し、将来のレジリエンス社会に貢献します。
日本の知恵と先端技術の融合
特に、日本は災害大国であり、長年培ってきた「自然と共生するレジリエンスの智慧」を持っています。この知見に加え、AIやメタバースを活用した早期警報システム、没入型デジタル教育などの先端技術を融合させることが、今後の防災対策において非常に重要な役割を果たすと考えられています。これにより、持続可能で安全な未来を共に創り出すことを目指しています。
まとめ
『Global Resilience Summit』の設立は、世界中の防災技術を一つに結集し、協力して持続可能な未来を築くための一大イベントです。SDGsの達成に向けて、国際的な連携が求められる中、この団体は防災という視点からの貢献を約束し、未来を見据えた活動を続けていくことでしょう。これからの取り組みに注目です。
会社名:一般社団法人The Global Resilience Summit
所在地:東京都渋谷区代官山町 20ー23 Forestgate Daikanyama MAIN棟3F
共同代表理事:木村麻子、馬渕 邦美・理事:青木大海
設立:2025年7月
HP:
https://global-r-summit.or.jp