大丸松坂屋百貨店の特別展示「言葉のみつからない午後も」
大丸松坂屋百貨店が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」では、2026年7月9日から15日まで「言葉のみつからない午後も」という魅力的な展示が開催されます。この展示は、人気連載「小原晩の“午後のアート、ちいさなうたげ”」からインスパイアを受けたもので、作家小原晩がキュレーションを手がけたものです。
展示の目的と意義
本展の目的は、日常生活に潜む名づけがたい感情や言葉にならない瞬間を、アートを通じて表現し、観客に新しい視点を提供することです。小原晩の繊細な視点を通じて選ばれた作品群が、来場者の心に寄り添い、ふと立ち止まる午後の気配を感じ取っていただけることでしょう。さらに、展示には小原晩が特別に執筆したテキストが添えられ、作品と一体となって新しい感情の発見に導きます。
展示作品の紹介
出展するアーティストには多彩な才能が揃っています。
- - オカヤマ ナナミ 彼女の作品《object》は、生活の中から不要なものや出会った物から受け取った印象を形にしたミクストメディアの作品です。
- - 服部恭平は、独自の視点で日常の一瞬を切り取る c-type print《water gun》を展示。彼の作品は、私的なイメージが変わりゆく時間の中でどのように表現されるのかを探求しています。
- - 古川諒子は、タイトルが持つ意味と絵画の関係をテーマにした《今年中にどんどん生きにくくなるのよ》という作品で観客を引き込みます。
- - begasは、日々の生活の中での思索を描いた《人影》という繊細な作品を展示し、言葉の行間を埋めるような感情を表現します。
これらの作品は、ただ美しいだけではなく、生活の一部に埋もれている感情や思考を呼び起こす試みでもあります。観賞者は自身の経験と重ね合わせることで、深い感慨を得ることができるでしょう。
作家のプロフィール
小原晩 キュレーター
1996年東京都生まれ。本展のキュレーションを担当しています。彼女は、2012年に自費出版した『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』が話題に。続けて商業出版化され、彼女の作品は多くの支持を集めています。最新の小説集『風を飼う方法』では、新たな創作活動の広がりを見せています。
参加アーティストの紹介
日常に潜む日用品や出会った物から作品を生成する、若手の才能が光るアーティストです。
東京を拠点にする写真家で、変化する日常を切り取った作品が注目を集めています。
イメージと言葉の関係に焦点を当てた作品が特徴。彼女の独自の視点が観客を魅了します。
平日は会社員として働きながらアートを提供しているユニークなアーティスト。
イベント詳細
本展示は、東京都中央区銀座にある「GINZA SIX」の5階に位置するArtglorieux GALLERY OF TOKYOで行われます。入場は無料で、展示期間中は10:30から20:30まで開場していますが、最終日は18:00に閉場します。また、7月10日金曜日にはレセプション・トークイベントも予定されており、より深くアートを理解する機会が提供されます。混雑時には入場制限がかかる場合もあるため、訪問の際はご注意を。
アートの力で言葉にならない感情に触れ、特別な午後を過ごしてみませんか?