未来の選挙への意欲
2025-07-07 11:27:55

小学生の半数が未来の選挙への参加に前向き!意識調査結果を発表

小学生が描く未来の選挙と政治への意識



株式会社ベネッセコーポレーションが提供する「進研ゼミ 小学講座」は、参議院選挙を控えたこの時期に、小学生たちの選挙に対する意識を探るための調査を実施しました。対象は小学3年生から6年生の会員、総計6,560人です。

調査結果の概要



この調査によると、小学生の51.2%が「7月に選挙があることを知っていますか?」という問いに「知っている」と回答しました。しかし、約4割は「知らない」と答えており、多くの小学生にとって選挙はそこまで身近な話題ではないようです。

一方、「18歳になったら選挙に行くと思う」と回答したのは27.8%、さらに「たぶん行くと思う」と答えたのが23.8%であり、全体の約半数が前向きな気持ちを持っていることが明らかになりました。この結果からは、選挙に対する参加意識が徐々に芽生えていることが伺えます。

家庭での会話の少なさ



調査では、家庭で選挙について話す機会が少ないことも分かりました。「おうちの方と選挙について話をしたことがありますか?」という質問に対し、「よく話をする」と答えたのはわずか6.9%。特に63.2%の子どもたちは「話をしない」または「ほとんど話をしない」と答え、政治や選挙についての家庭内での対話が限られている現状が浮き彫りになりました。

自由な発想と社会意識



興味深いのは、「もし自分が総理大臣になったら?」という自由回答の問いに対する子どもたちの反応です。「戦争をなくす」「平和な世界にしたい」といった回答が約4割を占めており、特に世界平和への思いが強いことが見て取れます。また、「学校の先生をAIにしてほしい」などの新しいアイデアや、「同性結婚を可能にしたい」といった多様性に対する意見も多く寄せられています。これらの意見からは、次世代のリーダーとなるべき子どもたちが抱える社会課題への真剣な関心が伺えます。

理想のリーダー像



調査では、理想的なリーダーとして「ドラえもん」や「名探偵コナン」、「鬼滅の刃」の「炭治郎」といったキャラクターが高評価を受けており、子どもたちが優しさや正義感を求めていることが分かりました。さらに、身近に感じる若手アーティストの名前が挙がっていることも注目に値します。

温暖化やいじめに対する関心



また、「日本の社会課題の中で、一つだけ解決できるとしたら?」という問いに対し、最も関心が高かったのは「地球温暖化や環境問題」、続いて「戦争の不安」や「いじめ」との回答が寄せられました。子どもたちが感じる社会の問題に対して真剣に向き合う姿勢が見て取れます。

まとめ



ベネッセコーポレーションの小学生事業本部本部長、水上宙士は「子どもたちが社会との関わりをどう感じているかに注目したい」と述べています。家庭内で政治の話が少ない中、子どもたちが自らの意見を持ち、社会に対して意識を向けていることが、本調査からの大きな発見です。この結果は、大人たちが子どもたちの意見に耳を傾け、一緒により良い社会を築いていくための重要な手がかりとなるでしょう。


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会社情報

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