新たな地域支援の形！筑後市が店舗型ふるさと納税制度を導入

筑後市が新たに導入する店舗型ふるさと納税『ふるさとズ』

福岡県筑後市が、12月1日より新しい形の地域支援として、店舗型ふるさと納税制度『ふるさとズ』をスタートさせます。この取り組みは、株式会社サンカクキカクが提供するもので、筑後市はこの制度を導入する5番目の自治体となります。

ふるさとズの概要

店舗型ふるさと納税『ふるさとズ』は、地域の店舗を通して寄附を行うことができる仕組みで、寄附者はお気に入りのお店を支援することができます。寄附金は地域の活性化に直接結びつき、店舗と地域とのつながりを強める重要な役割を果たします。
現在、全国で37の自治体がこの制度を利用しており、約240の店舗や施設が参加しています。2023年にはビジネスモデル特許も取得しており、地域貢献の新たな一歩となることが期待されています。

高野木工とCOCOCORORが参加

筑後市内の高野木工株式会社は、ふるさとズの仕組みを利用した返礼品を提供しています。この会社は1942年にタンスづくりから始まり、家具のデザイン、製造、販売を一貫して行う地域密着型の企業です。高野木工では、実店舗及びオンラインストアでご利用いただけるクーポンを返礼品として提供しています。
また、筑後市内のフォトアトリエ「COCOCOROR ココカラー」でも、記念撮影やロケ撮影に使えるクーポンが寄附者特典として用意されており、地域の文化的な魅力も加えています。

筑後市について

筑後市は筑後平野の中央に広がる田園都市で、温暖な気候や肥沃な土地を生かした農業が盛んです。伝統的な農産物の生産を行いながら、久留米絣などの工芸品や独自の神社も点在しています。また、スポーツの分野でも新たな施設が整備されるなど、多くの注目を集めている地域です。

市が掲げるふるさと納税の使い道には、子どもたちの育成、安全・安心な地域社会の構築、健康的なまちづくりなど、地域の未来を見据えた多様なプロジェクトがあります。寄附者はこれらのプロジェクトに参加し、地域貢献の一翼を担うことができます。

今後の展望

筑後市での『ふるさとズ』の導入によって、地元店舗の活性化のみならず、地域の魅力を体感しながら貢献できる新たな支援方法が広がります。この取り組みは、地域経済を支え、さらなる発展につながることが期待されており、筑後市の未来を明るく照らす一助となるでしょう。

詳しくは高野木工やCOCOCORORの公式ページを訪れて、興味を持った方々はぜひ寄附に参加してみてはいかがでしょうか。