障がいを超えるアートの力 - 「SOERUTE ART FESTIVAL」開催
2023年9月に東京タワーで行われる「SOERUTE ART FESTIVAL」は、障がいを持つ子どもたちの多様性を羽ばたかせる機会を提供します。このイベントは、全国から応募された絵画のフォトコンテスト作品の展示に加え、落語や音楽など多彩なアートパフォーマンスを通じて、障がいを抱える子どもたちの個性や可能性を祝うものです。
イベントの概要
本フェスティバルは、2023年9月9日(土)13:00~17:00、及び9月10日(日)12:00~18:00の期間で開催されます。メイン会場の東京タワー メインデッキ Club333 の他、FOOT TOWNの2Fでもパネル展と物産展が行われ、幅広い層の方々に楽しんでいただけます。入場は無料ですが、メイン会場の展望デッキへの入場料が別途必要となります。
さらに、このイベントは一般社団法人ソエルテ関東の設立を記念する意味も持つ特別なものです。アートを通じた子どもたちの自己表現の場を提供し、地域の人々に障がいを持つ方々への理解を促進することを目的としています。
絵画フォトコンテスト
特に注目すべきは、全国の障がい児から募集した絵画のフォトコンテストが行われることです。9月10日には授賞式が予定されていて、多くの才能ある子どもたちの作品が評価されます。これにより、彼らが感じていることや思いを社会に届ける貴重な機会が提供されるのです。
物産展の多様性
また、同期間中にはB型就労支援施設で制作された商品や、ソエルテの還元商品を販売する物産展もオープンします。地域の特産品が一堂に揃い、来場者にとって楽しみの一つとなるでしょう。
障がい児の将来への支援
「SOERUTE ART FESTIVAL」の開催は、障がいを持つ子どもたちやその家族が直面している未来への不安に対する解決策を提示する意味も持ちます。親の高齢化が進む中で、特に親が亡くなった後の経済的、生活面での支援体制が整っていない現実は厳しいものです。そのため、私たちは「SOERUTE ART FESTIVAL」を通じて、これらの課題に向き合い、安心して子どもたちの自立を支援する活動を行っています。
ソエルテの取り組み
私たちソエルテは「附添う手」という意味のもと、障がいを持つ子どもとその家族に寄り添う団体です。親が不安を抱えずにこの世を旅立てるよう、子どもの自立と生活を支援するための信託制度や市民後見人の養成などにも力を入れています。
まとめ
「SOERUTE ART FESTIVAL」は、ただのアートイベントに留まらず、障がいを持つ子どもたちの未来について考え、地域社会全体で彼らを支える意識を高める場です。また、アートを通じて多くの人々が感動し、勇気を与え合う体験を共有できることでしょう。障がいを超えた多様性を感じながら、東京タワーで素晴らしいひとときを過ごしてみませんか?
特設サイト:
https://2pc91.hp.peraichi.com/ で詳細をご確認いただけます。