第24回東京オープン・ダンススポーツ選手権
2025年5月24日と25日の2日間、東京体育館で「第24回東京オープン・ダンススポーツ選手権」が開催されます。この大会は、世界中から集まったトップ選手たちが熱戦を繰り広げる国際的なイベントであり、ダンススポーツファンにとっては極めて重要な機会です。
大会の概要
開催場所は東京の渋谷区に位置する東京体育館で、主催は公益社団法人日本ダンススポーツ連盟です。また、東京都やスポーツ庁、日本スポーツ協会、毎日新聞社などが共催しています。
「東京オープン」は、1998年に日本で初めてIDSF(現在のWDSF)世界選手権が開かれたことを契機に誕生しました。1999年3月21日には駒沢オリンピック公園屋内球技場で第1回大会が行われ、日本のダンススポーツレベルの向上とその魅力を広めることを目的としています。
以来、毎年開催されるこの大会はWDSF公認の競技会として、世界各国から選手たちが集結。日本のトップ選手との華麗な演技や技術の競演が繰り広げられています。過去には東日本大震災やコロナ禍による中止もありましたが、多くのダンススポーツファンの支えにより、この度24回目の開催を迎える運びとなりました。
注目選手
2025年の大会では、PD区分におけるWDSF世界選手権PDスタンダード部門が初めて開催されることが注目ポイントです。この部門では、ハイレベルなPD指導者資格を持つ選手たちが競技に参加し、成熟した表現力と優れた技術を競い合います。
PD世界ランキング1位のリトアニア出身のペア、エドガラス・バルタラギスとインドレ・バルタラゲが参加し、一般部門で不動のチャンピオンであるモルドバのアレクセイ・グルコフとアナスタシア・グラズノワ、ラトビアのファイナリストであるヴァディム・シュリンとアナスタシア・メシュコバも初めてPD部門に挑戦します。
このような国際的な競争が繰り広げられる中、日本からはオレクシー・グザーと太田吏圭子組が決勝を目指して戦います。彼らのパフォーマンスにもぜひ注目してください。
取材情報
現地での取材を希望するメディア関係者は、事前に所定のフォームから申請が必要です。申請締切は2025年5月22日ですのでお早めにご確認ください。また、入場は原則1社2名までとなります。取材映像が必要な場合はデータ販売となり、持ち込みカメラの使用には持込料金が発生しますので、こちらもご留意ください。
以上のように、第24回東京オープン・ダンススポーツ選手権は、ダンススポーツ界における重要なイベントであり、楽しみながら応援できる絶好のチャンスです。地元選手の活躍に期待を寄せて、会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。