Furiuriサービス開始
2022-02-09 12:28:28
自動追従パレットサービスFuriuriの試験営業がスタート!未来の無人移動体を体験しよう
自動追従パレットサービス「Furiuri」の試験営業が開始されました。この革新的なサービスは、5G技術を活用した移動体サービスの可能性を探るための実証事業の一環です。Furiuriは、都市部において「歩行補助者等」として認められたロボット、つまり自動追従するパレットの運用を行い、将来的に無人移動体サービスの普及に向けて様々な課題と可能性を検証しています。
初めに、Furiuriのサービスは2022年1月から始まりました。西新宿エリアで運用され、パレットは誘導員を認識して追従する形で走行しています。具体的には、実際に「一軒め酒場西新宿」で製造されたお弁当の受け取り後、モード学園コクーンタワーの前で試験販売を行っているのです。この取り組みは、都会の中での新たな移動販売の形を多くの人々に体験してもらうことを目的としています。
第2段階として、2022年3月以降には、都市内での「憩いの空間」を提供するために、ゴミ箱やベンチもサービスに追加される予定です。これにより、単に商品を運ぶだけでなく、地域住民や訪れる人々にとってくつろげるスペースを設けることが可能となります。
Furiuriの特徴的な点は5Gの活用です。パレットは特殊カメラを搭載しており、その映像をリアルタイムでサーバーに送信します。さらに、サーバー内のAIがパレットに近づく物体の衝突リスクを検出し、必要に応じてパレットの走行を抑制する仕組みが備わっています。この5G技術の高速かつ低遅延な特性を最大限に生かした技術が、サービスの信頼性や安全性を高めています。
また、2022年2月には、モード学園コクーンタワー前で、毎週月曜日と金曜日の12時から13時の間に弁当の試験販売を行っています。メニューにはハンバーグ弁当、鶏のオイル焼き弁当、唐揚げ弁当、生姜焼き弁当があり、各500円(税込)で提供されています。ただし、天候や路面状況、およびその他の事情により営業を休止する可能性もあるため、訪問予定の方は事前に確認が必要です。
この実証事業は多くの企業の協力により実施されています。「一軒め酒場西新宿店」では弁当製造を行い、日本教育財団、日本国際工科専門職大学の協力を得ながらサービス実施場所の提供やインターンシップ生の派遣を行い、ビンデックス株式会社が実証事業の運営や調整を担当しています。また、パレットの基盤となる移動体の開発は株式会社Doogが行い、ロボリューションは弁当販売の他のサービスを開発し、ブローダービズ株式会社が5G活用の衝突検知システムを担当しています。
今後の営業予定や実証事業の詳細については、公式WEBサイトやTwitterで確認することができます。これからのFuriuriの進展に注目が集まる中、自動追従パレットサービスの実験を通じて、未来の無人移動販売の形をいち早く体験してみませんか?
会社情報
- 会社名
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アビダルマ株式会社
- 住所
- 千代田区外神田5-2-7外神田下村ビル4階
- 電話番号
-
050-6457-5977