世界中の住所情報を革新する『MONOZIP』
合同会社Monoidが開発したAPIサービス『MONOZIP』が、東京都の経営革新計画による承認を受けました。このサービスは、国際郵便や物流における住所情報の不明瞭さや文化的違いの課題を解決するために作られたものです。交通網が国境を越えた現代において、正確な住所情報はビジネスにとって不可欠です。
MONOZIPの特徴と機能
『MONOZIP』は、世界中の住所情報や地理情報を提供するAPIプラットフォームです。具体的には、以下のような機能が搭載されています:
- - 郵便番号から住所を検索:郵便番号を入力することで、その地域の住所を自動的に提供。
- - 住所から郵便番号を取得:住所を入力するだけで、対応する郵便番号を提示。
- - 不完全な郵便番号から候補を検索:正確ではない郵便番号にも対応し、住所候補を挙げることが可能。
- - 住所間の距離の測定:ふたつの住所間の距離を計算。
- - 指定範囲内の検索機能:特定の範囲内にある住所や郵便番号を簡単に取得。
- - 英語表記変換:国際的に通用するように、住所を英語に変換する機能も搭載。
現在、日本と中国の郵便番号データベースを基に機能していますが、将来的には全世界にデータを拡充する予定です。このサービスは、ECサイトでの住所自動入力や、国際物流での正確なアドレス確認など、多様な活用方法が考えられています。
経営革新計画とその重要性
経営革新計画とは、中小企業が新しい事業に取り組む際に国や都道府県からの承認を得ることを指します。この計画により、企業は新たな市場やサービスの展開を行え、経営の向上が期待されます。『MONOZIP』は令和3年12月から令和8年11月の5カ年計画において、経営革新計画の認定を受けました。
今後の展望
G.K.MONOIDは、今回の承認を踏まえ、『MONOZIP』のさらなる機能強化とサービスの拡大を目指します。具体的な計画には、以下の要素が含まれています:
1.
データ量の増加:東南アジアの住所情報を取り込み、データベースを一層充実させる。
2.
APIの機能強化:開発者が求める機能を追加し、SDKの提供を進める予定。
3.
マーケティング戦略の見直し:より効果的なプロモーション戦略により、サービスの認知度を高める。
これらの取り組みを通じて、『MONOZIP』は単なる住所情報提供に留まらず、国際的なサービスへと成長を遂げることを目指しています。国際の郵便番号と住所の理解を深め、ユーザーが世界中の住所情報を便利に活用できる仕組みを構築していく予定です。
会社概要
合同会社Monoidは、東京都千代田区に位置しており、2020年12月に設立されました。代表者のMao Yanru氏のもと、企画・開発・運用を行い、WEB全般にわたるサービスを展開しています。公式ウェブサイトは
こちらです。
今後、『MONOZIP』がどのように私たちの生活を便利に変えていくか、非常に楽しみです。G.K.MONOIDは更なる進化を遂げるべく、日々努力してまいります。ほかにも多くの機能が搭載されることでしょう。