ラノのおこり方
2024-11-11 12:21:07

「ダイナソーキッズきもちのえほん」シリーズ最新作!ティラノサウルスのラノが怒りの感情と向き合う物語

「おこりたくないおこりんぼのラノ」:怒りの感情と向き合う、ティラノサウルスの絵本



「ダイナソーキッズきもちのえほん」シリーズの最新作『おこりたくないおこりんぼのラノ』は、ティラノサウルスの子供ラノが主人公の絵本です。ラノは、他の恐竜の子どもたちとは少し違い、お花が好きで、おとなしい性格をしています。しかし、ラノの優しさにつけ込み、小さな恐竜たちがいたずらをしかけてきます。ラノは、しつこいいたずらに我慢できずに怒ってしまい、その後は落ち込んでしまいます。

ラノの怒りの感情と心の変化



この絵本は、ラノの怒りの感情の移り変わりを丁寧に描いています。ラノは、最初はイライラし、我慢できずに「ガオ~」と吠えて怒ります。しかし、怒った後は、自分がなぜ怒ったのか分からず、せつない気持ちになります。そして、周りの恐竜たちがなぜ嫌なことをするのか、疑問に思ってしまうのです。

怒る側にも理由があることを知る



本書は、単に「怒りを我慢しましょう」と説くのではなく、怒る側にも理由があることを教えてくれます。ラノが怒ったのは、しっぽを触られたことが嫌だったからです。周囲はラノの気持ちを理解しようとせず、いたずらをし続けます。この絵本は、怒っている相手を理解しようと「共感力」を育む大切さを伝えているのです。

巻末の「おうちの方へ」企画ページ



巻末には、絵本を読んだ後に「きもち」について考える機会を設ける「おうちの方へ」企画ページがあります。幼児期の言葉の発達に詳しい國學院大學の吉永安里教授が監修し、絵本の内容について親子で話し合えるような「問いかけ例」が掲載されています。

いりやまさとし先生による優しい絵柄



絵本を手掛けたのは、「ぴよちゃんのえほん」シリーズでおなじみのいりやまさとし先生です。いりやま先生は、優しいタッチの絵柄と、子供にも分かりやすいストーリーで知られています。絵本に登場する恐竜の子どもたちは、既存の恐竜絵本とは違い、優しい雰囲気が漂います。

「ダイナソーキッズ」シリーズの魅力



「ダイナソーキッズきもちのえほん」シリーズは、恐竜の子どもたちが主人公の絵本を通して、「きもち」について考えるきっかけを与えてくれます。それぞれの恐竜の子どもたちの個性や「きもち」に共感し、自分自身の「きもち」と向き合える絵本です。

まとめ



『おこりたくないおこりんぼのラノ』は、怒りの感情と向き合うことの大切さを、優しく教えてくれる絵本です。子供だけでなく、大人も一緒に読み、自分の「きもち」について考えてみるのも良いでしょう。


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