ブルネロ クチネリの新たな香りの旅
イタリアのラグジュアリーブランド、ブルネロ クチネリが展開するフレグランスコレクション「Incanti Poetici(詩の魅力)」に、新たに3つの香りが追加されました。これらの新作は、2023年にEuroItaliaとのコラボレーションのもとで誕生し、自然と詩が交差する独自の世界で、私たちを心の旅へと誘います。
「Segreto(秘密)」「Silenzio(静寂)」「Ricordo(追憶)」という名を持つこれらの香りは、19世紀から20世紀初頭に活躍したヨーロッパの詩人たちからインスパイアを受けたもので、各香りがそれぞれ異なる情緒を表現しています。このフレグランスコレクションは、ジェンダーレスなラインとして誰もが楽しむことができる優雅さを持っています。
Segreto(秘密)
この香りは調香師アルベルト・モリヤスが手掛けた作品で、光り輝くカラブリア産ベルガモットとシチリア産イエローマンダリンが絶妙に融合しています。甘美なオレンジブロッサムとウッディな清涼感を持つパラグアイ産プチグレンの葉など、贅沢な素材が使用されています。モリヤス氏は、この香りが光の本質と自然の美しさを称えるものになるように心掛けたと語っています。
Silenzio(静寂)
次に、ジョルディ・フェルナンデスによる「Silenzi(静寂)」は、イタリアンベルガモットと黄金色のサフランが巧妙に織り交ぜられています。優しく官能的なバニラやムスクが効いたこの作品は、自然の力と人間の感情の調和を讃えています。この香水は、我々の感覚と自然界とのつながりを再認識させるような深いメッセージを含んでいます。
Ricordo(追憶)
最後に、同じくフェルナンデスによる「Ricordo(追憶)」は、コリアンダーシードやアキガラウッドなどを基にした複雑な香りで、私たちを幼少期の記憶へと誘います。強さと柔らかさのバランスを見事に保ちながら、時間を超えて香りの世界に私たちを引き込む作品です。フェルナンデス氏は、この作品が懐かしい記憶の呼び起こしをもたらし、人間の本質に迫ることを目的にしていると述べています。
この新作フレグランスは、2025年12月1日、英国ハロッズにて初めて披露され、全世界に展開される予定です。日本では2026年8月より展開が始まるとのことです。ブルネロ クチネリの魅力と哲学が詰まったこれらの香りは、現代的な解釈と共に、時を超えて愛される価値を提供してくれるでしょう。何気ない日常の中で、詩のように心に響く香りを探求してみてはいかがでしょうか。
ブルネロ クチネリの営みは、単なるフレグランスの開発にとどまらず、私たちに生命の尊厳と人間主義的な価値観を呼びかける貴重なものです。これからも彼らの創作に期待が寄せられます。