ジグザグ、越境EC広告支援強化に向けた新施策を発表

新たな越境EC広告支援を発表するジグザグ

越境EC支援プラットフォーム「WorldShoppingBIZ」を展開している株式会社ジグザグは、多くの日本のEC事業者が海外顧客にアプローチできる新しい広告配信スキームを発表しました。これにより、国際的なセールスを強化し、さらなる市場拡大を目指す日本のショップの期待に応える施策です。

スキームの概要とその重要性

本スキームでは、ジグザグが運営する「WorldShopping」を通じて得られるコンバージョンデータを、安全にGoogle広告に提供します。これにより、Googleの機械学習を活用し、海外市場における広告の効果を飛躍的に向上させることが可能となります。

昨今、日本食や文化の国際的な流行を受けて、2025年には訪日外国人が4,000万人に達すると予測されており、日本の商品やサービスを海外顧客に知ってもらう機会が急増しています。このような中で、日本のショップはさらに強化された戦略で海外市場に取り組む必要があります。

開発の背景

従来、日本のECショップは海外販売を行う際、購入代行サービスを利用していたため、広告効果を正確に計測することが困難でした。これに対して、EC事業者からは「Google広告の成果を正しく測定したい」という声が多く寄せられていました。今回の新スキームは、そのニーズに応えるものです。

この取り組みによって、ショップはGoogle広告の管理画面やWorldShoppingBIZが提供するダッシュボードを通じて、広告效能を容易に計測し、改善できる環境が整います。日本のショップが海外の顧客に容易にアクセスできるようになり、購買の機会を最大化します。

具体的な機能と利点

この新システムは以下のような利点を持っています：

- タグ一行で導入可能：現在のECサイトに負担をかけずに越境EC対応が可能です。
- 越境ECの主要な壁を克服：WorldShopping BIZは、言語、物流、決済、法律などの課題を解決し、Google広告を通じて販売促進までを実現します。
- 広告効果の最適化：海外からのコンバージョンも正確に計測し、Google広告のAIを利用したターゲティングが行えます。

この機能はすべてのWorldShopping BIZ契約ショップが無料で利用できるため、EC事業者にとって非常に魅力的な施策となっています。