価格.comがPerformance Horizonを活用しローン広告の効果測定を強化

株式会社カカクコムは、金融商品を扱う価格.comにおいて、アフィリエイト広告の運用をより効果的にするためにPerformance Horizonを導入しました。このパートナーマーケティングプラットフォームは、広告主とのデータの連携を強化しまさに効果測定の新基準を打ち立てています。

Performance HorizonはAPIを提供しており、カカクコムが利用しているさまざまなデジタルマーケティングツールと連携が可能です。この機能により、送客コンバージョンの質を向上させることができ、最終的に広告主の売上向上に寄与することが期待されています。広告主のニーズが「集客数」から「質」にシフトする中、カカクコムはこの変化に敏感に反応しています。

特にローン商品の場合、収益につながるプロセスは複雑で、ただ集客を増やすだけでは不十分です。顧客が申し込み、審査を通過し、契約を結ぶという一連の流れに依存します。これにより、集客数と売上が直結しないという課題が浮き彫りになり、より精度の高いデータを用いたマーケティング戦略が求められています。

Performance Horizonを採用することで、カカクコムはリアルタイムレポートやデータ連携を強化し、アフィリエイト広告の質を向上させることが可能になります。このプラットフォームでは、広告主が自らのキャンペーンをスピーディーに最適化できるため、成果につながる指標を迅速に把握し、アクションに移せるのです。これまで申し込み数しか提供されなかったデータが、審査通過のような売上に直結するポイントに拡張されたことで、広告主は真のパフォーマンスを把握できるようになります。

Performance Horizon Groupの取締役社長、フレッド・マカレイグ氏は「カカクコムとの新たなパートナーシップに非常に嬉しく思います。我々のプラットフォームは、オープンなAPIを通じて他のツールとの連携が容易であり、リアルタイムで重要なデータを提供し、カカクコム様のビジネス成長を支援します」と述べています。このように、両社はまずローンカテゴリでの運用効率化を目指し、その後他のカテゴリへの展開も予定しています。

価格.comのサイトには、2017年12月時点で月間約6200万人の利用者が訪れ、合計約7億5800万ページビューを記録しています。PCからの利用者数はおよそ2550万、スマートフォンからは約3641万人に達しており、その影響力は計り知れません。こうした背景を持つ価格.comは、ユーザーのニーズに応じたサービス提供を続け、広告主との信頼関係を構築していくことで、さらなる成長を目指しています。

このように、カカクコムとPerformance Horizonの連携は、アフィリエイト広告運用の新たな形を提示しており、今後の展開が非常に楽しみです。