新たな視点でのセキュリティ向上へ
近年、多くの企業はファイアウォールやウイルス対策を導入し、一定の防御ができていると考えています。しかし、実際には外部の攻撃者からはどのように見えているのか、正確に把握できていない企業が多いのが現状です。攻撃者は企業が意識していない公開資産や設定の脆弱性を見つけ出し、それを狙っています。この点について、経済産業省はASM(Attack Surface Management)ガイダンスを発表し、「自社の攻撃対象を可視化し、外部からのリスクを常に把握すること」が重要だと指摘しています。
セキュリティの新たな視点
これからの時代において求められるのは、目先の防御力よりも、どれだけ自社のリスクを把握できているかです。例えば、社内の監視体制や現在導入しているツールだけでは、外部からのリスクや設定の不備を十分に検知することができません。そのため、攻撃者に先に自社の脆弱性や漏えい情報を発見されてしまう事例が増加しています。特に、専任のセキュリティ担当者が不在の企業では、インシデント発生時に迅速な初動判断ができず、被害が拡大する危険性があります。
攻撃者の視点を取り入れた対策
今後のセキュリティ対策で鍵となるのは、「攻撃者の目線で自社のリスクを把握し、初動対応を事前に準備すること」です。この観点から、今月開催されるウェビナーでは、外部攻撃を特定する「ASM診断」を中心に解説し、これを基にした効果的なセキュリティの実践方法を紹介します。
ASM診断とは
ASM診断では、企業がまだ把握できていない公開資産や脆弱性を、攻撃者の視点で徹底的に洗い出します。その結果を基に、攻撃リスクを定量化し、企業の現状を可視化します。
専門家の支援
また、月額5万円で受けられる「セキュリティアドバイザリー支援」も提供します。この支援では、日常の相談から緊急時の初動対応まで専門家がサポートし、専任担当者が不在でも迅速に対応できる体制を構築します。さらに、PFUが提供するアドバイザリーサービスには、最大1,000万円までカバーされるサイバー保険が自動付帯されており、事故発生時の対応 にかかる費用も補償されます。
ウェビナーの目的
このウェビナーでは、「対策」のみならず「可視化」「初動」「補償」の三位一体で新しいセキュリティ対策の実践方法を提示します。そして、攻撃者の視点から自社を見直すことをスタート地点とし、企業の防御力を高める一助となることを目指しています。
主催団体と参加方法
本ウェビナーは株式会社PFUが主催し、株式会社オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社が協力しています。詳細や参加申し込みは、マジセミの公式サイトよりご確認ください。今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを定期的に開催し、過去のセミナー資料や新たな募集情報を提供します。気になる方はぜひチェックしてみてください。
マジセミ株式会社は、企業のセキュリティを強化するためのウェビナーを定期的に開催しています。セキュリティ対策に関心のある方は、ぜひご参加をご検討ください。