新しい船旅の始まり
2024年12月1日、横浜港から新クルーズ船MITSUI OCEAN FUJIが旅立ちました。商船三井クルーズ株式会社の運営するこのクルーズ船は、日本初の全客室をスイートキャビンにした贅沢な設計が特徴です。これまでのクルーズ船とは一線を画す贅を尽くした環境で、乗客は青い海と美しい自然を楽しむことができます。
デビュークルーズの概要
MITSUI OCEAN FUJIは、デビューシーズンである今冬、合計5つの「デビュークルーズ」コースとニューイヤークルーズ1コースを用意しています。横浜を発着点とする各コースに加え、神戸や名古屋からのクルーズも予定されており、別府、下関、新宮、高知、松山、博多、鹿児島、長崎といった魅力的な日本各地を巡ります。これにより、各地の文化や食、景観を存分に堪能することができ、まさに「日本の美しい船旅」が実現されます。
本船の特徴とおもてなし
商船三井クルーズの代表取締役社長、向井恒道氏は「お客様を船内に迎え入れるこの日を待ち望んでいました。この美しい船が、日本の伝統や自然の美しさを体現し、皆様を忘れられない旅にお連れします」と語ります。乗組員の努力に感謝の意を表しつつ、顧客にとって特別な体験を提供することを約束しました。
また、MITSUI OCEAN FUJIでは「おもてなし」を大切にし、乗客の体験を一層特別なものにするために様々なサービスが用意されています。船内には高級レストランや快適なラウンジが設けられ、食事や景観を楽しみながら、心身ともにリラックスできる環境を提供しています。
ウェブサイトの開設
同日に商船三井クルーズの公式ウェブサイトもオープンしました。このサイトではMITSUI OCEAN FUJIの最新情報やクルーズの検索、客室・レストランの情報が掲載されており、乗客が快適に計画を立てる手助けとなります。
商船三井クルーズの歴史
商船三井クルーズは1884年に現在の会社のルーツとなる大阪商船が創立されたことに始まり、以来多くの客船を世界中で運航してきました。1990年には「にっぽん丸」をデビューさせ、以来多くのクルーズ客に憩いと感動を提供。2024年には、「MITSUI OCEAN FUJI」が新たに仲間入りし、2隻体制での運航を開始します。
これからのMITSUI OCEAN FUJIのクルーズは、真に特別な体験を提供することが期待されており、多くの方々がその魅力に魅了されることでしょう。次回のクルーズが待ち遠しいですね。