六甲高山植物園での見どころ
神戸市に位置する六甲高山植物園では、待望の巨大ヒマラヤウバユリの開花が近づいています。この美しい植物は、2020年に初めて開花に成功して以来、2021年、2023年、2024年に続き、今年は5回目の開花を迎えます。
ヒマラヤウバユリについて
ヒマラヤウバユリは、ユリ科の球根植物で、ヒマラヤ地域から中国の高山地帯に自生しています。この植物は、草丈が3mを超えることもあり、その見ごたえは圧巻です。白く香り高い花を8~15個、やや下向きに咲かせる特徴があります。
興味深いのは、一度開花した球根は再び開花しないため、繁殖には脇の球根を育てたり、結実した種子を播種する方法が取られます。開花までには8年かかるため、日本で栽培されている場所は非常に限られています。当園のアドバイザーである森和男氏によると、「このような珍しい植物が日本に育てられているのは素晴らしいこと」とのことです。
イベント「え!こんな近くに?!高山植物」
六甲高山植物園では、ヒマラヤウバユリの開花を祝うイベントも開催中です。このイベントでは、アルプスやヒマラヤ、北海道の代表的な高山植物を間近で観察できるチャンスです。さらに、牧野富太郎や池田瑞月、世良臣絵、西山ゆらといった著名な作家が描いた高山植物の作品も展示されています。
- - 開催日: 現在~7月13日(日)まで
- - 時間: 10:00~17:00(入園は16:30まで)
- - 参加費: 無料(別途入園料が必要)
この期間中、ぜひ訪れて、素晴らしい高山植物たちと出会ってみてください。新緑の季節に花開くヒマラヤウバユリと共に、神戸の魅力を再発見することができるでしょう。
営業概要
六甲高山植物園は現在開園中で、次のような営業情報になっています。
- - 開園期間: 現在~11月30日(日)
- - 開園時間: 10:00~17:00(16:30に受付終了)
- - 入園料: 大人900円、中学生以上、小人(4歳~小学生)450円
- - 駐車料金: 1,000円(ただし8月9日~17日は2,000円)
天候によっては営業内容が変更されることもあるため、事前に公式HPで最新情報を確認することをお勧めします。子供から大人まで楽しめるこの植物園は、家族や友人との思い出を作るのにぴったりの場所です。
公式サイト
詳細情報や最新情報は、
六甲山ポータルサイトをチェックしてください。雄大な自然とともに、素晴らしい植物たちを堪能する機会をお見逃しなく!