東京バルの挑戦
2024-09-25 20:12:02

東京バルが社会課題に取り組む食品ブランドの可能性

東京バルが掲げる目指す未来



株式会社東京バルは、茨城県つくば市に本社を置く企業で、近年注目が高まっている食の社会課題に正面から取り組んでいます。特に食品廃棄や温暖化の影響、安全性の確保など、さまざまな問題を解決するために、独自の商品開発を進めています。

中小企業基盤整備機構からの支援



今回、同社は独立行政法人中小企業基盤整備機構が提供する「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に採択されました。この助成金を利用し、主に「KAWAIINE」や「こんにゃくジャーキー」といったブランドの国内生産を強化し、さらには海外市場への展開も視野に入れた販路開拓やマーケティング活動を進める予定です。

「日本ならでは」の素材の発掘



東京バルの理念は、日本の食材や素材の魅力を世界に発信し、新しい美味しさを追求することです。特に、アップサイクル食品の開発に注力し、捨てられがちな野菜の皮や葉などの栄養価の高い部分を最大限利用することで、美味しさと健康への配慮を両立させています。これにより、素材の持つ本来の味わいを引き出し、より多くの人々に愛される商品を提供することが可能になります。

新素材加工開発LABの設立



2023年に設立された新素材加工開発LABでは、東京バルの革新的な食品開発が進められています。ここでは、カーボンニュートラルに向けたプラントベースの食品作りを目指し、環境に優しい製品の開発が行われています。

KAWAÌINEのリブランディング



もう一つの目標は、2024年8月に実施されるKAWAIINEのリブランディングです。このブランドは、国産オーガニックジュースを基にしたグラノーラやクラッカー、「持ち運ぶサラダ」シリーズの展開を計画しており、取り扱い店舗の増加も見込まれています。

海外市場への展望



さらに、こんにゃくを使用した「こんにゃくジャーキー」は海外での評価も高く、販路の拡大が続いています。東京バルは今後、国内に加えて海外市場でも商品を展開し、ブランドの認知度向上を図っていく考えです。

経営理念



東京バルの基盤には、少しの食事からでも多くの栄養を得られるような商品を開発するという思いがあります。これらの取り組みは、代表の筒井玲子さんの家庭での経験から生まれたもので、栄養価の高い部分を最大限活用することにより、新しい形の食文化を提案しています。

まとめ



東京バルは、単なる食品業者に留まらず、持続可能な社会の実現に向けた力強いプレーヤーとして、今後も成長を続けていくことでしょう。食を通じた新しい価値の創造が、どのように社会全体へと波及していくのか、大いに期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社東京バル
住所
茨城県つくば市研究学園5丁目15−7
電話番号

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