農林水産業と知的財産の新しい可能性
2025年12月19日、山口県山口市にあるKDDI維新ホールにて、「つながる特許庁 in 山口」が開催されます。このイベントは、農林水産業と知的財産を結びつけ、ビジネスの成功を促進することを目的としています。
開催の背景
特許庁が主催する「つながる特許庁」シリーズは、全国9都市で行なわれるイベントであり、各地の企業や専門家が集まる場として位置づけられています。山口市では、知的財産の活用を通じて農林水産ビジネスの発展を支援することが前面に出されています。
本年度第6回目の本イベントでは、「知的財産をいかして農林水産ビジネスを成功させるために」というテーマで展開。農業、林業、水産業の各分野において、企業がどのように知的財産を活用しているのかを探る講演やディスカッションを行います。
イベントの内容
会は13:00から18:00まで開催され、参加者は事前に申し込むことで無料で参加できます。オンライン配信も行なわれるため、会場に足を運べない方も視聴可能です。この日の内容は、盛りだくさんです。
第1部:セッション
1.
セッション1では、国立大学法人山口大学の准教授である陳内秀樹氏が「知財を活用した農産品の競争力強化」というテーマで講演を行います。農林水産業の知財マネジメントについて、具体的な事例を交えて解説する予定です。
2.
セッション2では、株式会社暮人の代表取締役である杉本淳氏が登壇し、「小さな生業からの持続可能な地域づくり」と題して、地域に根ざしたビジネスモデルの重要性を語ります。
3.
セッション3では、パネルディスカッションが行われ、参加者たちは山口の農水ビジネスの未来の発展に向けて意見を交わします。パネリストには、フジミツ株式会社の藤田雅史氏、有限会社グリーンハウスの松村正勝氏、農林水産省の知的財産課の伊坂有喜氏が名を連ねます。
第2部:交流会
セッションの後は、日本弁理士会が主催する交流会が設けられ、参加者同士や登壇者との情報交換が可能です。コーヒーを片手にリラックスした環境で、今後の事業展開に向けた有意義な会話が促進されます。
参加方法と詳細
参加希望者は、事前申し込みが必要です。定員は70名で、詳細は「つながる特許庁」の特設ホームページにて確認できます。オンライン配信の方法についても、同じく各公式サイトをご覧ください。
【開催概要】
- - 日時: 2025年12月19日(金) 13:00~18:00
- - 場所: KDDI維新ホール
- - 所在地: 山口県山口市小郡令和1丁目1-1
- - 主催: 特許庁
- - 共催: 農林水産省、中小企業庁、他
- - 交流会: 参加者と名刺交換、意見交換が可能
この貴重な機会に、知的財産がビジネスにどのような影響を及ぼすのか、ぜひ肌で感じて下さい。