愛知県でCO₂回収実験
2026-06-29 08:20:46

新たなCO₂回収技術の実証実験が愛知県で始動

新たなCO₂回収技術の実証実験が愛知県で始動



近年、環境問題への取り組みが重要視される中、CarbonNest株式会社が日本特殊陶業との協力により、愛知県小牧市にある「水素の森」プロジェクトの実証フィールド「SUISO no MORI hub」で大気中のCO₂を直接回収するDAC(Direct Air Capture)装置の実証試験を開始しました。

背景



石油や化成品の価格高騰と、CO₂排出削減における一部産業の限界が相まって、大気中からCO₂を取り除く技術の開発が求められています。CarbonNestはその一環として、「CO₂ into Energy─二酸化炭素を、地域を動かす力へ変える」というビジョンを掲げて活動しています。回収したCO₂を地域内で電力や燃料として活用することで、持続可能なエネルギー社会の実現を目指しています。

CarbonNestの特徴



CarbonNestが持つ強みは、DAC装置の開発だけでなく、地域のエネルギー環境や回収後のCO₂の活用方法に応じた最適な運転制御技術です。この技術により安定的で効率的なCO₂の回収が可能となるため、多様な環境での稼働を実現しています。

実証試験の概要



今回の実証試験に使用されるのは、北海道石狩市での200時間超の連続安定運転を達成した小型DAC装置です。この装置は約1か月間「SUISO no MORI hub」に設置され、高温多湿の愛知県環境下でのCO₂回収性能が検証されます。実証試験はフェーズ1に位置付けられ、今後は工場の排熱利用についても検討される予定です。

今後の展望



CarbonNestは今回の実証試験を通じて、小型DAC装置と日本特殊陶業の持つ資源を結びつけ、新たなカーボンリサイクル技術を展開していく考えです。異なる環境でも安定した回収を実現する運転制御技術を駆使し、CO₂の活用に向けた新しい未来を模索していきます。

日本特殊陶業のコメント



日本特殊陶業の久禮圭祐氏は、CarbonNestのビジョンが同社のカーボンニュートラル実現に向けた技術探索に合致していると評価し、その共創を通じてカーボンリサイクル技術の加速を期待しています。

代表のメッセージ



CarbonNestの川﨑敬代表は、CO₂を地域の力に変えることが目標であり、日本特殊陶業との協業により、実証フィールドでの具体化が進むことを大きな一歩と捉えています。今後もこの共創を通じて、CO₂活用の本格的な社会実装を推進していく意思を明言しています。

「水素の森」プロジェクト



「水素の森」プロジェクトは、日本特殊陶業が2024年に始めたもので、水素社会およびカーボン循環社会の実現を目指しています。このプロジェクトでは革新技術を持つスタートアップとの共創が重要視されており、実証フィールド「SUISO no MORI hub」はその拠点の一つに位置づけられています。

お問い合わせ



CarbonNest株式会社の広報担当まで、詳細な情報やお問い合せは以下のメールにてご連絡ください。E-mail:[email protected]

詳しい情報は、こちらからご覧いただけます。


画像1

画像2

会社情報

会社名
CarbonNest株式会社
住所
東京都文京区本郷5-33-10いちご本郷ビル2F
電話番号

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。