ボルボ、新型油圧ショベル8種を5月から順次導入
株式会社ボルボ・グループ・ジャパンは、新型油圧ショベル「ECR145」「EC210」「EC230」「EC300」「EC360」「EC400」「EC500」「EC950」を2024年5月より日本に順次導入することを発表しました。これはボルボが10年ぶりに行ったフルモデルチェンジであり、拡張性、燃費、安全性において大幅な改良を施したモデルとなっています。
新型油圧ショベルの特徴
新型機は、最新のキネマティック・センサー・パッケージやオペレーター支援システム「コーパイロット2.0」、新しい電子制御油圧システムを搭載しており、様々なニーズに対応できる拡張性を持っています。また、メインポンプの大型化によりエンジン回転数を抑え、燃費を最適化。特に日本で人気のEC230モデルでは、従来機種と比べて最大15%の燃費向上を実現しています。これにより、作業現場でのコスト削減に貢献します。
さらに、事故防止のための障害物検知機能「ボルボ・スマートビュー」も搭載されており、安全性の向上に寄与しています。このシステムは、レーダーセンサーが運転席の死角をカバーし、周囲の作業者や歩行者との事故を防ぎます。ボルボの本国スウェーデンでは、安全性に関する取り組みが進められており、この技術の導入は、「事故ゼロ」を目指す重要なステップです。
各機種の特徴
ECR145
ECR145は、快適性と性能を兼ね備えた新型小型油圧ショベルです。広々とした運転席は作業の効率を高め、燃費向上が燃料コスト削減にも貢献します。
EC210
この機種は、建設や道路工事、公共施設などで幅広く使用される万能機です。燃費が改善され、メンテナンス間隔も延長されたため、総所有コストの削減が可能です。
EC230
EC230は、重量物の積み下ろしや不整地の走行に優れており、様々な作業現場で高い生産性を誇ります。
EC360
幅広い活用ができるEC360は、燃費を抑えつつ総保有コストを削減しつつ、オペレーターの作業負担も軽減する設計になっています。
EC500
EC500は、ボルボの人気機種を大型化したモデルで、パワフルな性能に加え、燃料効率を向上させています。
EC950
ボルボの最も大きなモデルであるEC950は、堅牢な構造と優れた安定性を持ち、厳しい作業条件でも優れた性能を発揮します。
ボルボの企業情報
ボルボ・グループ・ジャパンは、ボルボ建設機械グループの日本法人であり、世界的な建設機械メーカーとして知られています。最新テクノロジーを用いた製品開発に力を入れ、建設業界におけるイノベーションを推進しています。
さらに、正規ディーラーである山﨑マシーナリー株式会社と第一東洋株式会社を通じて、日本国内での販売が行われます。新型油圧ショベルの詳細については、ボルボ公式サイトまたは正規ディーラーにお問い合わせください。
山﨑マシーナリー株式会社
第一東洋株式会社