ロイヤルエンフィールドの新責任者
2025-09-30 09:25:39

ロイヤルエンフィールド新たなアジア太平洋地域責任者にマノジ氏が就任

ロイヤルエンフィールドが新たな事業責任者を任命



ロイヤルエンフィールドは、ミッドサイズモーターサイクルセグメントでのグローバルリーダーとして、アジア太平洋地域事業責任者にマノジ・ガジャルワール(以下、マノジ)を任命しました。彼はヤドビンダー・シン・グレリアの指示のもと、タイのバンコクにある現地法人に勤務し、業務の拡大に向けた戦略を実施していくことになります。

マノジの役割と目指すもの



任命されたマノジは、セールス、アフターセールス、ブランド戦略、PR、マーケティング、プロダクト戦略に加え、アパレルや純正アクセサリー、新規ビジネスの開拓など、幅広い分野での取り組みを通じて事業のさらなる拡大に尽力します。彼の豊富な経験が求められるこの役割において、ロイヤルエンフィールドがアジア太平洋市場でより強固な地位を築くことが期待されます。

人事異動の背景



ヤドビンダー・シン・グレリアは今回の人事について、「ロイヤルエンフィールドは海外市場において着実な成長を見せてきた。この新しい人事は、アジア太平洋地域に対する我々の強い意志を象徴するものであり、継続的な成長を目指す」と述べています。過去には100万台の年間販売台数を達成し、タイの組立工場の稼働も開始するなど、国際的な事業展開をより強固にしています。

ルーツを持つブランド



ロイヤルエンフィールドは、1901年に英国で創業された歴史あるオートバイブランドです。1955年にはインドに製造工場を設立し、以来、インド市場におけるミッドサイズ・モーターサイクルの成長を牽引しています。その魅力は、美しさ、シンプルさ、親しみやすさにあり、ライディングの楽しさを提供することに重点を置いています。

ブランドの未来への挑戦



2024年には新しい電動モーターサイクルブランド『FLYNG FLEA(フライング・フリー)』を発表します。これは都市型モビリティを意識したモダンなデザインと先進技術を融合させた挑戦です。

イベント面でも、ロイヤルエンフィールドは毎年11月にゴアで世界中のライダーが集まる『Motoverse(モトバース)』や、ヒマラヤ山脈を走る『Himalayan Odyssey(ヒマラヤン・オデッセイ)』といった国際的なイベントを企画しています。

まとめ



現在、ロイヤルエンフィールドは日本、タイ、オーストラリア、マレーシア、ニュージーランドといったアジア太平洋地域で、ミッドサイズ・セグメントの重要ブランドの一つとしての地位を確立しています。今後、マノジのリーダーシップのもと、さらに事業を拡大することが期待されています。ロイヤルエンフィールドの努力と成長計画は、まさにブランドの未来を形作る重要な要素であるといえるでしょう。


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会社情報

会社名
Eicher Motors Limited
住所
A-3, District Centre, Saket New Delhi, India3rd Floor, Select Citywalk
電話番号

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