海底熟成ワイン開始
2021-12-17 15:00:03
三浦半島の新たな魅力!海底熟成ワインプロジェクトが始動
三浦半島の新たな魅力!海底熟成ワインプロジェクト始まる
三浦半島の小網代湾が、ワイン愛好家に新たな注目を集めています。「小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト」が本格的に始動し、過去最も多い1,700本のワインが海に沈められます。このユニークなプロジェクトは、海底の特性を利用した海底熟成ワインを生み出すことを目的としています。
海底熟成ワインとは?
「海底熟成ワイン」とは、ワインボトルを海底に沈め、冬季に約半年間熟成させる方法です。この熟成技術では、海底の砂や微細な波動がワインの風味を引き立てると言われています。特に、小網代湾は水温が安定し波が穏やかで、多くの条件が揃っているため、全国でも稀な「天然のワインセラー」とされています。美しい自然環境に囲まれたこの地域は、京急グループにとっても非常に重要な場所と位置づけられています。
熟成のための工夫
海底熟成の重要な一環として、ワインの栓部分には小網代産のニホンミツバチから採取した蜜蝋を使い、3回に渡ってコーティングされます。この蜜蝋コーティングは、海水が入らないようにするための工夫です。また、この作業は障がい者就労支援センターの方々によって行われています。
このプロジェクトは、京急グループのリソースを活用し、地域の魅力を広めるための販促活動やPRも行う予定です。三浦半島の新しい観光資源の創出に向けて、地域の経済活性化にも寄与する狙いがあります。
今後のスケジュールと展望
今回沈下するワインは、2022年の6月に引き揚げられる予定です。さらに、同年の7月からは次期一般募集も行われる計画です。将来的には一般への販売も視野に入れ、さらには三浦市へのふるさと納税の返礼品としても予定されています。このように、プロジェクトは持続可能な社会の実現に向けて、様々な取り組みを進めることを目指しています。
参加方法について
この「海底熟成ワイン」プロジェクトには法人や個人問わず参加が可能です。法人は1ケース(24本)から、個人は1本から申し込むことができます。熟成にかかる費用は1本あたり税込2,600円で、申込みは2022年の7月を予定しています。
プロジェクトの背景
小網代観光振興活性化検討協議会が実施主体となるこのプロジェクトは、地域の観光振興や新たな特産品の開発を目指す地元団体により進められています。地域の漁業者たちに新たな収入源を提供することも、重要な目的の一つです。
今後の展開が期待されるこのプロジェクト。三浦の美しい自然と海の恵みを感じられながら、特別なワイン体験を通じて知識と楽しみを広げていきましょう。
会社情報
- 会社名
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小網代湾海底熟成ワインPR事務局
- 住所
- 神奈川県三浦市三崎町小網代1152番地
- 電話番号
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