学びをあきらめない社会を目指して
NPO法人eboardが掲げる「学びをあきらめない社会の実現」というミッションに、大きな一歩が踏み出されました。全国の2,500校以上が使用している授業支援クラウド「スクールタクト」を開発・運営する株式会社コードタクトが、eboardの公式スポンサーとして参加したことを発表しました。これは、両団体が共同で教育における新しい可能性を探求し、支援を強化することを意味しています。
スクールタクトの特長と利点
授業支援クラウド「スクールタクト」は、データやAIを駆使して、先生の負担を軽減しながら、どんな授業でも効果的に学びを促進することを目的にしています。例えば、教員は児童生徒の学びをリアルタイムで把握し、サポートすることができ、机間指導を行わずとも、児童生徒の理解度をモニタリングできます。また、低速インターネット環境でも快適に動作し、授業準備や評価をシームレスに行うことができます。
公式に提供されている9,600以上の課題テンプレートにより、教師は授業準備を迅速に行えるほか、振り返りAI分析(β版)等の先進機能も搭載されています。これらの機能により、スクールタクトは「日本e-Learning大賞」など数々の賞を受賞しており、文部科学省や総務省の支援プロジェクトにも選出されています。
eboardの活動について
eboardは、経済的理由や不登校、障害を抱える子どもたちに対し、学習の機会を提供することを目指して活動しています。約2,000本の動画教材と10,000問のデジタルドリルを無料で提供し、全国11,000以上の教育現場で利用されています。毎月20〜30万人にアクセスされるこの教材は、特に障害や言語の障壁を持つ子どもたちが学びやすい環境を整えるための機能開発にも力を注いでいます。
新たな提携の展望
2025年度からは、eboardの動画教材とスクールタクトを融合させた新たな実証が始まります。この機能により、スクールタクトで作成された単元に関連した動画教材が表示され、児童生徒は自分で選んで視聴することが可能となります。これにより、教員の一斉指導や個別学習の効率性が高まり、児童生徒の疑問に柔軟に対応できる環境が整います。
最終的には、子どもたちが安心して学び、成長できる社会を共に実現しようとする両団体の姿勢には、教育の未来に希望をもたらす力があります。NPO法人eboardの中村理事や、株式会社コードタクトの後藤CEOの言葉にも、その熱意が伝わってきます。
終わりに
eboardとコードタクトの提携は、教育界に新たな風を吹き込むものです。両団体の活動を通じて、学ぶ機会を奪われることのない、誰もが自分らしい学びを追求できる環境が促進されることを願っています。今後の展開に注目です。 詳細については、
NPO法人eboardの公式サイトや、
株式会社コードタクトの公式サイトをご覧ください。