株式会社オルツ、東京証券取引所グロース市場に上場
株式会社オルツは、DIMENSIONファンドの出資先として、2023年10月に東京証券取引所のグロース市場に新規上場しました。この上場は、オルツにとって重要なマイルストーンであり、AI技術を駆使した革新をさらに加速させるものです。
オルツは、2014年に創業され、デジタルクローン技術を用いたパーソナル人工知能「alt(オルツ)」の研究開発を行っています。この技術の根本的な目標は、人の非生産的な労働からの解放であり、AIを通じて人々の生活を豊かにすることです。
AIにおける対話エンジンや音声認識のテクノロジーを利用し、独自に開発したCommunication Intelligence「AI GIJIROKU」をはじめ、「altBRAIN」や「AIコールセンター」、「CLONEdev」といった多彩なプロダクトを展開しています。これらは、様々なビジネスの課題に対するソリューションを提供しており、その活用範囲は広がっています。
今回の上場は、DIMENSION・2号ファンドにとって初めての成果であり、これにより同ファンドからの期待がより一層高まります。DIMENSIONの出資先企業としては、総計36社目の上場となり、企業成長への支援が実を結んだ結果とも言えます。
今後、DIMENSIONは、経営に真剣に取り組む起業家への出資や伴走支援を引き続き行い、さらなる成長を目指します。オルツのような革新的な企業が市場に登場することで、新たなビジネスモデルが生まれてくることに期待が寄せられています。
株式会社オルツについて
オルツの本社は東京都港区六本木にあり、代表取締役は米倉千貴氏です。オルツは、人工知能および関連技術の研究と開発を事業としており、特にP.A.I.(パーソナル人工知能)の開発に注力しています。
DIMENSION株式会社について
DIMENSIONは、東京都港区に本社を構え、社長の宮宗孝光氏が代表を務めています。DIMENSIONのミッションは「人・事業・組織に向き合い、まっすぐな志が報われる社会を創る」というもので、起業家への資金援助を通じて成長をサポートする国内ベンチャー投資ファンドです。
2019年に設立されたDIMENSIONは、すでに複数の企業の上場をサポートしており、今後も多くのスタートアップを育成し続けることが期待されます。今回のオルツ上場は、その一環として位置付けられ、DIMENSIONのさらなる成長を予感させる出来事です。