世界各国の家庭料理を体験する新サービス「KitchHike」
2013年5月20日、株式会社キッチハイクが新たなオンラインプラットフォーム「KitchHike(ベータ版)」を発表しました。このサービスは、料理を提供したい「COOK」と、その料理を味わいたい「HIKER」をマッチングさせるというユニークな試みです。ユーザーは、家庭の食卓を通じて世界中の食文化に触れることができるのです。
食卓を通じた新しい価値観の提案
KitchHikeのコンセプトは、「いつもの料理に新しい価値を」「日常をおもしろく」「旅をおいしく」。この理念のもと、世界中の家庭料理をシェアし合うことで、単なる食事以上の体験を提供します。日本、韓国、中国、タイ、マレーシア、フィリピンを含む6カ国の32の食卓が登録されており、今後もさらに広がる意欲を見せています。
「旅における本当の“おいしい”体験は、現地の人の食卓にあります」。KitchHikeは、家庭ごとの違いを生かした料理を提供する場であり、異文化に触れる最前線となるでしょう。世界中の観光地がアクセス可能な現代において、家庭の食卓は新たな秘境とも言えるかもしれません。
21世紀版ミシュランガイドとしての役割
KitchHikeは、料理を通じて交流を図る場を提供します。料理を楽しむ人々が集まり、自分の料理を世界中の人々に体験してもらうことで新たな価値を生み出せるのです。参加することは、手料理の新しいファンを見つけることに他なりません。
主婦や料理好きの方々など、様々なニーズに応えるため、KitchHikeはCOOKとしての参加を奨励しています。登録は簡単で、費用もかかりません。自作の料理を世界にアピールし、さらに新たな交流を育むことができるのです。
COOKとHIKERそれぞれのメリット
COOK(料理を提供する人)のメリット
- - 食卓を掲載し、料理を提供できます。集客や決済は全てKitchHikeがサポートします。
- - 自分のスケジュールや料理内容を自由に決められ、それに応じてHIKERの承認を受けることもできます。
HIKER(料理を食べる人)のメリット
- - 世界中の食卓を検索し、直接予約できるシステムです。事前にCOOKとメッセージのやり取りも可能で、安心して料理を楽しむことができます。
- - KitchHike事務局によるクオリティチェックによって、掲載されている食卓のクオリティが保証されているため、初めての方でも安心です。
共同創設者の背景
KitchHikeの共同創設者である山本雅也氏と藤崎祥見氏は、それぞれ異なる経歴を持ちながらも「食」を通じたコミュニケーションに強い想いを抱いています。
山本氏は、博報堂DYメディアパートナーズでの新規ビジネス開発やソーシャルメディアマーケティングを経験した後、KitchHikeの設立に関わりました。また、藤崎氏は仏教の世界観を活かし、コミュニティ活動を通じてオープンソースの考え方を広めてきました。
二人の情熱が融合したKitchHikeは、現代における新しい食の体験を提案し、感動的な“おいしい体験”を提供していきます。
お問い合わせ
KitchHikeに関する詳細は公式ウェブサイト(
http://kitchhike.com/)をチェックしてください。また、Facebookページや直接のお問い合わせも可能です。053-5248-8179(担当:sally)、070-6642-3256(担当:shoken)まで。