三井住友トラスト・パナソニックファイナンス、PRIDE指標でゴールドを受賞
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社(以下、当社)は、2023年11月14日に発表された通り、一般社団法人work with Prideが策定した「PRIDE指標」において、昨年に続き最高評価である「ゴールド」を受賞しました。この受賞は、LGBTQ+などの性的マイノリティに対する包括的な取り組みが評価された結果といえます。
PRIDE指標の概要
「PRIDE指標」とは、2016年に一般社団法人work with Prideが制定した、日本初のLGBTQ+関連の企業や団体の取り組みを評価するための指標です。この指標は、次の5つの要素から成り立っています。
- - Policy(行動宣言): 性的マイノリティに対する方針を明文化すること。
- - Representation(当事者コミュニティ): LGBTQ+の人々がどのように関与しているか。
- - Inspiration(啓発活動): 認識向上のための取り組み。
- - Development(人事制度・プログラム): 職場環境改善に向けた制度。
- - Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動): コミュニティとの連携を強化する取り組み。
企業は、これらの指標に基づいて評価され、基準を満たすことでゴールド、シルバー、ブロンズの認定を受けることができます。
受賞の意義
当社がPRIDE指標での最高評価を取得したことは、LGBTQ+の人々にとって働きやすい職場環境を提供するために、持続的な努力をしている証です。また、当社だけでなく、三井住友トラストグループ内の複数の企業も連名で「ゴールド」を受賞した点は、グループ全体での包括的な取り組みを表しています。
主な取り組み
三井住友トラストグループは「個々人の多様性と創造性を経営に活かす」という理念に基づき、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを大切にしています。また、性的指向や性自認を理由に差別や人権侵害を行わないことを明確にしています。
具体的な取り組みとしては、以下のようなものがあります。
- - LGBTQ相談対応マニュアルの策定: 社員が安心して相談できるように、明確なガイドラインを設けています。
- - 相談窓口の設置: 社員がいつでも相談できる環境を整えています。
- - 全役員・社員への研修: LGBTQ+についての理解を深めるための定期研修を実施しています。
- - ALLY表明者の定期募集: サポーターを募り、社内での理解促進に努めています。
さらに、2024年度は「東京レインボープライド」をはじめとする全国各地のプライドイベントにも積極的に参加。この活動を通じて、LGBTQ+への理解を拡大しています。
今後の展望
三井住友トラスト・パナソニックファイナンスは、今後もすべての役員や社員が互いにリスペクトし合い、誰もが働きやすい職場環境を作るために尽力し続ける所存です。多様性を尊重し、インクルーシブな社会を推進することで、企業全体の成長にもつなげていくことでしょう。
今後もその取り組みから目が離せません。
まとめ
PRIDE指標での成功は、単なる評価以上の意味を持ち、LGBTQ+コミュニティの権利向上に貢献する意義があります。三井住友トラスト・パナソニックファイナンスは、さらなる進展を目指し、多様性を大切にする企業文化の醸成に向けた努力を続けていくことでしょう。