奈良県川上村、600年続く御朝拝式の寄付を募集
奈良県川上村は、地域の重要な文化遺産である御朝拝式を守り、次世代へと引き継ぐための寄付を受け付ける新たなプロジェクトを発表しました。このプロジェクトは「雪の朝に灯す祈り―600年続く御朝拝式を未来へー」と名付けられ、2025年12月10日から始まります。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディング式で、寄付者が具体的な使用目的から寄付先を選ぶことができます。また、寄付者は自治体への応援メッセージの投稿や、寄付金の集まり具合を随時確認することが可能です。目標金額は1,100,000円で、受付期間は2025年12月10日から2026年2月27日までとなります。
詳しい情報や寄付に関する詳細は、
さとふるの事業ページをご覧ください。期間や金額は変更の可能性がありますので、注意が必要です。
御朝拝式について
御朝拝式は、川上村の深い文化的・精神的背景を持つ伝統的な儀式で、何世代にもわたって続いてきた重要な行事です。この儀式は、村内の平穏と繁栄を祈るものであり、地域の人々にとって心の支えでもあります。川上村の教育委員会と保存会は、「先人の祈りと共に生き、次代へと受け継ぐことが私たちの使命」と強調し、地域の人々と共にこの伝統を未来へ伝えるための支援を呼びかけています。
株式会社さとふるの役割
さとふるは、ふるさと納税のポータルサイトを運営しており、地域活性化に向けた取り組みを行っています。株式会社CAMPFIREとも業務提携を結んでおり、自治体への寄付募集プロジェクトに協力しています。このプロジェクトに参加することで、地域の生産者や自治体をサポートし、地域の活性化に寄与することが期待されています。
また、「ふるさとこづち」という地域情報サイトを通じて、各種プロジェクトや取り組みに関する情報を発信し、全国の寄付者に川上村の魅力を伝えています。
市民の皆様への呼びかけ
「御朝拝式を未来へつなげるために、皆様の暖かいご支援をお待ちしております」と川上村の関係者は呼びかけています。このプロジェクトに参加することで、歴史ある文化を守り、地域社会を支える一助となることができます。皆さんもぜひ、この機会に寄付を検討してみてはいかがでしょうか。地域に根ざした伝統行事を守るための活動に、応援の手を差し伸べてください。