2025年の政治情勢が変化！内閣不支持率が最高に達する

2025年5月17日と18日の2日間、選挙ドットコムとJX通信社は共同で、日本国内の18歳以上を対象にしたハイブリッド意識調査を実施しました。この調査では、電話調査とインターネット調査を行い、参加者からの応答を基に政治への関心や政党の支持についてのデータを集めました。

調査結果の概要

この調査で得られた非常に興味深い結果は、内閣支持率が回復の兆しを見せている一方で、不支持率が60％を超え過去最高に達したことです。これにより、現在の政治に対する市民の関心や評価が浮き彫りになっています。特に注目すべき点は、立憲民主党の支持率が電話調査、ネット調査の両方で増加傾向にあり、その勢いが次期参院選にも影響を与える可能性が高まっている点です。

立憲民主党の支持率上昇

「あなたは普段どの政党を支持していますか」という問いに対し、立憲民主党は前年同月に比べて支持を増やしました。一方、国民民主党は前年度から支持率が低下傾向にあります。この変化は、政治環境が流動的であることを示唆しており、次の選挙に向けて立憲民主党の力強さが見て取れます。

比例投票先の結果

次に、参院選の比例代表での投票先に関する質問についても調査が行われました。結果として、立憲民主党はネット調査で国民民主党と並ぶ支持を得ており、電話調査では自民党に次いで立憲民主党が支持を集める結果となりました。これは、有権者の選択肢が増えていることを意味し、選挙戦がますます熾烈になることが予想されます。

内閣の支持率とは

調査対象者に対して「石破内閣を支持しますか？」という質問を行ったところ、内閣の支持率が若干回復したものの、不支持率の急増が目立ちました。この結果は、特にインターネット調査で顕著であり、政権に対する厳しい評価がさらに強まっていることを示しています。

イチニ株式会社とは

調査を主催したイチニ株式会社は、日本最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。このプラットフォームは、約2,800万ユーザーに利用されており、国内の選挙情報や立候補者の情報を集約し、有権者が政治により参加しやすい環境作りを支援しています。

さらに、イチニ株式会社は地方議員向けの勉強会なども実施し、官民学の連携を通じた多様なネットワークの創出にも力を入れています。彼らの活動は、オープンな場での議論を促進し、政治の透明性を高めていくものです。