「ANDPAD受発注」の成長と新サービス投入で建設業界の効率化を促進

建設業界の業務効率化が進む

株式会社アンドパッドが提供する電子受発注システム「ANDPAD受発注」の流通総額が、過去2年間で驚異的な614%の成長を遂げたことが発表されました。この成長は、効率的な業務運営とペーパーレス化の必要性が高まる中で、建設業界のニーズに応えた結果と言えるでしょう。また、アンドパッドは請求書の受領から査定、書類の保管までを電子化する新サービス「ANDPAD請求管理」の提供も開始しました。

背景

建設業界では、取引業者が多く、アナログな手続きが依然として残っているため、業務の効率化が求められています。特に、FAXやメール、郵送といった非効率な手段で業務が行われていることが多く、これが人手不足の問題をより深刻にしています。このような課題を解決するため、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション（DX）に取り組んでいます。

アンドパッドは、これらの問題意識から受発注や請求管理業務の効率化を図るためのサービスを提供してきました。受発注と請求管理のデジタル化は、建設業の労働力不足を解消するための鍵となります。

ANDPAD受発注の概要

「ANDPAD受発注」は、建設業向けの電子受発注サービスで、法令に基づいた業務のDXを支援しています。電子署名やタイムスタンプの機能を備えており、建設業法や電子帳簿保存法、インボイス制度などに対応しています。このシステムは、元請けおよび協力会社の業務の効率化を支援するために設計されており、受発注から請求処理までの一連の流れをデジタル化しています。

開始からの成果として、「ANDPAD受発注」は素晴らしい成長を遂げており、GMVは2年間で614%増加しています。

ANDPAD請求管理の特徴

新たにリリースされた「ANDPAD請求管理」は、従来の紙ベースの請求書業務を電子化し、業務の一連の流れをスムーズにすることを目的としています。このサービスを通じて、以下のような利点が得られます。

1. オンラインからの査定: 受領した請求書をオンラインで管理し、どこからでも査定が可能になります。
2. 業務負担の軽減: 工事やプロジェクト別に請求書を自動で振り分けられ、現場への郵送が不要になります。
3. 特有のニーズの対応: 建設業に特有の出来高査定や相殺といった要件にも対応しています。
4. 工事原価管理の容易さ: 注文や工種と連携することで、工事原価管理がより簡単になります。
5. 法令遵守: 電子帳簿保存法に対応した機能も備えています。

今後、アンドパッドは建設業界のバックオフィス業務の課題を解決するため、さらなる製品開発を進めていく予定です。