ドバイに「MARUGAME UDON」オープン
2025年7月3日、ドバイに「MARUGAME UDON」がグランドオープンしました。運営は、東京都渋谷区の株式会社トリドールホールディングスが手がけています。このお店は開店初日から多くの客を惹きつけ、行列ができるほどの大盛況となりました。
海外展開の一環
「MARUGAME UDON」は、讃岐うどんを専門とするレストランで、2011年にハワイで初めて海外店舗を出店して以来、アメリカ、台湾、香港、インドネシア、ベトナム、イギリスなど多くの国で展開しています。ドバイ進出は、海外展開をさらに11の国と地域に広げる重要な一手です。トリドールHDは、今後5年間でUAE内に10店舗の展開を計画しています。
日本食の受容性
ドバイは外国籍の居住者が多く、日本食への理解と需要が示されています。特に「うどん」は、多国籍の人々に愛される食文化として位置づけられています。「MARUGAME UDON」では、手間ひまをかけた『手づくり・できたて』のうどんを提供し、調理過程が見えるオープンキッチンや、目の前で麺を打つライブ調理が楽しめます。このエンタメ性は、特に体験価値が重視されるドバイ市場において高い親和性を持っています。
店舗概要
新しい店舗は「シティ・センター・デイラ・モール」に位置し、ドバイ国際空港からも近く、交通のアクセスも良好です。店内には日本の製麺機が導入されており、トレーニングを受けた現地スタッフが製麺から茹でたてのうどんまでを提供しています。メニューは日本の人気アイテム「かけうどん」や「ぶっかけうどん」に加え、「テリヤキチキンうどん」といったローカライズメニューも取り揃えています。価格は21AED(約840円)からと手頃で、多くの人々に利用されています。
オープン初日の人気メニューは「肉たまうどん」で、シグネチャーメニューとしても知られています。その他にも、ベジタリアン向けの「タンタンうどん」や、「えび天」などのサイドメニューも好評です。ランチタイムやディナータイムに多くの人々が訪れており、オープン以降も行列が続いています。
オープニングセレモニー
初日にはオープニングセレモニーが行われ、Opal Food Concepts LLCのディレクターやトリドールの社長が出席しました。テープカットが行われ、山口社長が「感動体験ガイド」を実施し、店舗の特徴を紹介しました。
山口社長は「この中東地域への初進出をとても嬉しく思い、現地の皆様に愛される存在となるよう努力を続けていく」と述べました。
トリドールホールディングスのビジョン
トリドールHDは、「食の感動で、この星を満たせ」というスローガンを掲げ、食を通じて人々に感動を提供し続けることを目指しています。これまでの成功を踏まえ、今後も新たな価値を創造し続ける姿勢を維持しています。
終わりに
「MARUGAME UDON」のドバイオープンは、トリドールHDにとっての新たな挑戦であり、同時に日本の食文化を世界に広める素晴らしい機会でもあります。今後、どのように成長していくのか、多くの人々が関心を寄せることでしょう。