命を守る防災カルタ
2026-07-23 10:44:07

大学生と小中学生による命を救う防災カルタづくりの挑戦

大学生と小中学生による命を救う防災カルタづくりの挑戦



2026年7月22日、千葉県市川市に位置する千葉商科大学で「PEACE 防災カルタ2026」が開催されました。このイベントは、特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクトが提案したもので、大学生と松戸市の小中学生が世代を超えて協力し合い、防災に関する知識をカルタという形で表現することで、地域や世界に伝えることを目指して行われました。

防災カルタの意義と制作過程の背景


本事業は千葉商科大学「地域志向活動助成金制度」の助成を受けた「市川・松戸 スモールケース実装:防災×多文化共生の“やさしい日本語”教材共創プロジェクト」の一環として実施されました。このプロジェクトは、防災教育を通じて地域住民や外国人住民が互いに助け合う関係を築くことを目的としています。

当日の参加者は、まずなかよし学園が行ってきた世界各地の災害支援や防災教育の実践を学び、その後「命を守るための言葉や情報」を読み札と絵札で表現しました。この過程において、学生たちは防災に関する知識を身に付けながら、いかにして異なる世代へのコミュニケーションを図るかを考える機会となりました。

災害時の情報伝達の重要性


災害時には、情報を必要としている人々が必要な情報にアクセスしにくくなる場合があります。特に外国人住民や子ども、高齢者、障がい者など、地域との繋がりが薄い人々にとっては、そのサポートが不可欠です。内閣府も「やさしい日本語」を用いて多様な背景を持つ住民へ向けた防災情報を発信していますが、情報が供給されるだけでなく、その情報が実際の行動にどう結びつけられるかが重要です。

ワークショップを通じて、大学生と小中学生は「何を、どのように伝えれば命を守れるのか」という問いに対して向き合いました。「子どもにも理解できるか」「母語が日本語でない人はどう捉えるか」「具体的な行動につながる内容になっているか」など、あらゆる視点から検討された結果、さまざまな表現方法が生まれました。

多文化共生を意識した防災の新たな形


防災カルタの制作は、一方的な教育ではなく、大学生が小中学生の意見を積極的に受け入れた協働の過程として進行しました。彼らの率直な質問や表現が、大学生のリサーチや情報整理の技能と融合することで、世代を超えた防災教材が完成したのです。

当日はカルタの完成後、参加者全員がその内容を実際に用いてみる時間が設けられました。こうした実践を通じて、各自がどのように感じ、反応するのかを確認することで、制作した教材の改善点を見つけ出しました。

期待される結果と地域防災への影響


今回の取り組みでは、大学生と小中学生の交流を通じて、仲間意識の育成と地域防災力の向上が進むことが期待されます。参加者は活動を通じて、ただ知識を得るだけではなく、自身が責任を持ってその知識を周囲と共有し、行動に移すことの大切さを学びました。

特に、「防災は自分ごとだ」と気づいた参加者の言葉が印象的です。その中には、身近な行動を通じて防災に取り組む意欲や、自分の知識が誰かのために役立つという満足感を感じる者も多くいました。「自分もアクションを起こす必要がある」との前向きな意見が相次ぎ、今後の地域防災活動に良い影響を与えると期待されます。

将来的には、国際的な場でもこのプロジェクトの成果を広め、より多くの人々に防災の重要性を理解してもらい、日本の知見を世界に発信することを目指すそうです。これは、単なるイベントを超えて、持続可能な防災教育のモデルを地域と世界に築くための取り組みとして注目されています。

結論


「PEACE 防災カルタ2026」は、千葉県市川市において大学生と小中学生が共に守るべき自らの地域の命を守るために協力した素晴らしい経験でした。今後、この防災カルタが地域の中で活用され、参加者の意識変化が地域防災のさらなる発展につながることが期待されています。なかよし学園プロジェクトの次なる展開に注目です。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
住所
千葉県松戸市小金原4-14-14
電話番号
047-704-9844

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