公的機関向けウェブアクセシビリティ講習会の詳細
2024年度、総務省による「公的機関向けウェブアクセシビリティ対応講習会」が開催されることが決まりました。国や地方公共団体、独立行政法人等で公式ホームページやウェブシステムの管理を行う職員を対象にしています。ウェブアクセシビリティは、高齢者や障害者を含むすべての人がアクセスしやすい情報を提供することを目的としています。
目的と背景
ウェブアクセシビリティとは、インターネット上で提供される情報がすべての人々に利用できることを意義します。特に高齢者や障害者にとって、ウェブサイトが利用しやすいかどうかは重要なポイントです。これに基づいて、総務省は「みんなの公共サイト運用ガイドライン(2024年版)」を策定し、具体的な取り組みを推進しています。
講習会の内容
基礎編(2024年10月2日)
- - 主催者挨拶: 総務省からの挨拶
- - 講演1: ICTアクセシビリティ推進に関する政策動向
- - 講演2: 運用ガイドラインの全体像と公的機関に求められる取り組み
この基礎編では、ウェブアクセシビリティの重要性や基礎知識を学ぶことができます。特に、運用ガイドラインが求める取り組みや、評価ツールであるmiCheckerの活用法について解説されます。
応用編(2024年11月6日)
- - 主催者挨拶: 総務省からの挨拶
- - 講演1: アクセシビリティ取り組みの実践例
- - 講演2: 実践的な取り組みの説明
応用編では、具体的な実践事例や改善方法を学べるため、基礎編を受講した方にとって、より実践的なスキルを習得できる内容になっています。
参加方法
講習会はオンラインで実施される予定で、YouTubeによる配信も行われます。参加申し込みは、各回の開催日から2日前まで受け付けていますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。
お問い合わせ先
本講習会についての詳細やお申し込みは、総務省の公式ウェブサイトにてご確認いただけます。参加希望者は、関連情報や申込みフォームをそちらからチェックしてください。
まとめ
国や地方公共団体の職員が、ウェブアクセシビリティに関する知識やスキルを高める機会となるこの講習会。公共の利益を考え、多くの人々が使いやすいウェブサイト作りに貢献するための第一歩です。ぜひ参加して、学びの場に積極的に足を運んでみてください。